マンデリンは日本でも人気のあるコーヒーで,それのちょっとプレミアムバージョンです.
松屋珈琲の説明によると...
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インドネシアの現地視察にてクオリティの高さを目の当たりにした一品。人の手で丁寧に選別してできあがったこのコーヒーは、力強くも温かく優しい味がします。
このハラパンが栽培されている地域は、マンデリン生産エリアに何度も踏み入ったはずの産地担当者でさえ、過去のどの風景とも異質な生産地の風景に驚かされました。ワゴン車がなんども底を摺りながら分け入る山奥。最後の一押しを徒歩で入っていくと一つの集荷農園に到着します。樹齢は十何年でなく、何十年の単位。この国のコーヒーがさび病に覆い尽くされる前の風景はこんな風であったのでしょうか。盛大に生い茂って地面にまで広げた枝を持ち上げ幹の根元を見ると接いだ後も瘤もない力強く美しい形をしています。木の間隔は今の時代の農園には見られない3~4mほどと十分にとられているのにそれを四方から埋め尽くすように茂った枝。土はどこを踏みこんでもふかふかとしたカーペットのような腐葉土質であります。まるでそれは深い森のような感じ。大きな木と木の間を手でかき分けながら歩むとそこがコーヒー農園であることをつい忘れそうになります。
通常のマンデリンは産地エリアにてパーチメント脱殻まで精製されストックされますが、このハラパンの限られた原料は産地にてパルピングしたのち、パーチメントの状態で輸出業者まで搬送されます。ドライングテーブルを使用した乾燥工程、スクリーン選別後、仕上げの丁寧なハンドピックなどの工程は、輸出業者の徹底した管理下で順次速やかに仕上げられます。この一連の流れは毎年最良のシーズンを選んで輸出業者との間で計画され、自然が育んだ良質な原料を人間の力で理想的に仕上げていく、という考え方に従ったマンデリンとなっております。
トバ湖のほとりに降り注ぐ、溢れるような陽の光を存分に浴びて育った原料を、人の手で丁寧に選別してできあがったこのコーヒーは、力強くも温かく優しい味がいたします。
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だそうです.豆面は....
スマトラ式精製なので,若干つぶれたような見た目の豆が多いものの,欠点豆はそんなにないかな.
銘柄:Indonesia Mandheling G1 S18 Harapan
地域:Lintong Nihuta, Palanginan, Aceh
農園:not specified
品種:not specified
精製:Wet Hulling
標高:1300m
今回の焙煎設定:シティローストより1段浅め=23(カフェプロ MR-101)
とりいそぎ飲んでみたところでは,あっさりしていてちょっとパンチにかけるかな.次はローストを変えてみましょう.
ちなみに今回焙煎した生豆はこちら↓