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金銭上の利益のためだけでなく、専ら個人的な興味によって行う自己満足、通信及び技術的遊戯のための備忘的ブログです。


by jq1ocr
マンデリンは日本でも人気のあるコーヒーで,それのちょっとプレミアムバージョンです.

【焙煎日記】インドネシア マンデリンG1 ハラパンS18_d0106518_15034488.jpg

松屋珈琲の説明によると...

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インドネシアの現地視察にてクオリティの高さを目の当たりにした一品。人の手で丁寧に選別してできあがったこのコーヒーは、力強くも温かく優しい味がします。


このハラパンが栽培されている地域は、マンデリン生産エリアに何度も踏み入ったはずの産地担当者でさえ、過去のどの風景とも異質な生産地の風景に驚かされました。ワゴン車がなんども底を摺りながら分け入る山奥。最後の一押しを徒歩で入っていくと一つの集荷農園に到着します。樹齢は十何年でなく、何十年の単位。この国のコーヒーがさび病に覆い尽くされる前の風景はこんな風であったのでしょうか。盛大に生い茂って地面にまで広げた枝を持ち上げ幹の根元を見ると接いだ後も瘤もない力強く美しい形をしています。木の間隔は今の時代の農園には見られない3~4mほどと十分にとられているのにそれを四方から埋め尽くすように茂った枝。土はどこを踏みこんでもふかふかとしたカーペットのような腐葉土質であります。まるでそれは深い森のような感じ。大きな木と木の間を手でかき分けながら歩むとそこがコーヒー農園であることをつい忘れそうになります。

通常のマンデリンは産地エリアにてパーチメント脱殻まで精製されストックされますが、このハラパンの限られた原料は産地にてパルピングしたのち、パーチメントの状態で輸出業者まで搬送されます。ドライングテーブルを使用した乾燥工程、スクリーン選別後、仕上げの丁寧なハンドピックなどの工程は、輸出業者の徹底した管理下で順次速やかに仕上げられます。この一連の流れは毎年最良のシーズンを選んで輸出業者との間で計画され、自然が育んだ良質な原料を人間の力で理想的に仕上げていく、という考え方に従ったマンデリンとなっております。

トバ湖のほとりに降り注ぐ、溢れるような陽の光を存分に浴びて育った原料を、人の手で丁寧に選別してできあがったこのコーヒーは、力強くも温かく優しい味がいたします。
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だそうです.豆面は....

【焙煎日記】インドネシア マンデリンG1 ハラパンS18_d0106518_15035887.jpg

スマトラ式精製なので,若干つぶれたような見た目の豆が多いものの,欠点豆はそんなにないかな.

銘柄:Indonesia Mandheling G1 S18 Harapan
地域:Lintong Nihuta, Palanginan, Aceh
農園:not specified
品種:not specified
精製:Wet Hulling
標高:1300m

今回の焙煎設定:シティローストより1段浅め=23(カフェプロ MR-101)

【焙煎日記】インドネシア マンデリンG1 ハラパンS18_d0106518_15035812.jpg

とりいそぎ飲んでみたところでは,あっさりしていてちょっとパンチにかけるかな.次はローストを変えてみましょう.

ちなみに今回焙煎した生豆はこちら↓




# by jq1ocr | 2024-03-28 18:00 | 珈琲 | Comments(0)
近所に外貨を suica のチャージなどに使えるポケットチェンジという機械があります.

気付くの遅すぎ!?米貨の話_d0106518_23571058.jpg

うちにある小銭でも持っていこうかと思ったのですけど,米ドル以外は数が少ないというのもあって端金にもならないような感じでした.苦笑 とりあえずごちゃまぜになった小銭から米ドルだけ分別していたら,柄が違うのがあるのに気付いたのです.まずは使いようがなくてどうしてもたまってしまうペニー(1セント硬貨)です.知っているのはこの柄.

気付くの遅すぎ!?米貨の話_d0106518_23582491.jpg

リンカーン記念館の絵です.ところがこういうのが数枚まざってました.

気付くの遅すぎ!?米貨の話_d0106518_23582447.jpg

調べてみると,これはユニオンシールドと呼ばれる柄で,実は 2010 年からこれになってたそうです.もう14年も前の話なのですけど,今頃気付きました.苦笑

次はニッケル(5セント硬貨)です.

気付くの遅すぎ!?米貨の話_d0106518_23585871.jpg

この人は Thomas Jefferson という第3代大統領を務めた人です.この柄が一番なじみがあります.でもこれもこんなのが混ざってました.

気付くの遅すぎ!?米貨の話_d0106518_23585855.jpg

実はこれも同じ人物で,前を向いた柄なのです.これも調べると 2006 年から変わっていたらしい.

まあ小銭なんてじっくり見たりはしてなかったのもあるし,そもそも買い物ではクレジットカードを使うことが多くて,旅行中に現金を使う機会もそんなに多いわけでもないというのもありますね.


# by jq1ocr | 2024-03-27 18:00 | 徒然話 | Comments(0)

【発掘】IRC

もちろん TCP/IP 関連の話をしているわけではなくて,こっちの話です.

【発掘】IRC_d0106518_17543882.jpg

見たことないっていう人がいるかも知れませんね.国際返信切手券といい,万国郵便条約に基づきその国から手紙が出せる程度の切手と兌換できる国際クーポンです.

アマチュア無線で海外局と交信したとき,交信証は各国のビューローと呼ばれる転送機関を通じて交換するのが一般的ですが,その国にビューローがなかったり,あっても転送にかかる時間や信頼性に不満がある場合に郵便で直接交換することが今でもあります.その場合でも一般論としてはお互い発送する側が自分で切手を買って貼って出すのですが,相手の状況を鑑みて,相手からの返信分の切手代を負担する場合があります.とはいえ,返信用として日本の切手を送っても使えないわけですから,この IRC を同封することで,相手からの切手代をこれでまかなってもらおうというわけです.

国内同士なら SASE といって,自分の住所氏名を書いた封筒に切手を貼って同封することができますが,海外の場合は封筒(SAE)と IRC の同封でこれに替えるということです.あ,もちろんアマチュア無線用って意味じゃないですよ.アマチュア無線の世界だとこういう使い方をする人が多いってだけです.

さてこの IRC を見ますと,京都で発行されたもののようです.もちろん私が買ったものではありません.どうしてこれを持っているのかは正確には覚えていませんが,私から米国に SASE (私は米国切手を持っていた)を送ったものに対して,お互い様であるということで切手代返却の代わりに,その人が何かの機会に入手した日本からの IRC を同封してきたものと推測します.米国では大分前から IRC は販売されていないので,もしかしたらその人の近所の郵便局では切手に換えてもらえず,もてあましていたという可能性もありますけど.笑

そうそう,今販売されている IRC って有効期限があるのですってね.

【発掘】IRC_d0106518_17543742.jpg

うちにあるものは30年以上前に発行されたものですけど,有効期間が書かれていないのでどうなるのか?と思って調べたら,日本発行の150円で販売された昔の無期限 IRC はしばらくの間は 130 円の切手と交換してもらえるそうです.現行の IRC は販売価格 180円で,160円切手と交換してもらえるとのこと.現在はアメリカへエアメールを送るのに 140 円かかりますから,古いのだとまかなえませんね.苦笑 船便は 120 円だからこっちで出せってことか.IRC のまま持っておく方が価値があるかな?

# by jq1ocr | 2024-03-26 18:00 | 徒然話 | Comments(0)
タンザニア AA は要するにキリマンジャロってことなのですけど,その中でも標高の高いところで生産されたものです.

【焙煎日記】タンザニア AA タリメ ゴールドマイン_d0106518_16262941.jpg

松屋珈琲の説明によると...

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タンザニアでも標高が最も高いエリアのひとつで、ポテンシャルを大いに秘めたコーヒー。

タリメ地区はもともと伝統的にナチュラルのコーヒーを主に精選する生産地として名が通っています。北部産のコーヒーの内約 10% 程度の生産量がありますがウォッシュドはごく一部で、同地区ではウォッシュドコーヒーを生産する精選所は 1 か所のみです。

日本ではタンザニアコーヒーといえば主にウォッシュドコーヒーなので、ナチュラルコーヒーの生産を主とする同地区のコーヒーはほとんど流通していなかった過去があります。しかしながらそのロケーションは同国のコーヒー生産エリアの中でも最も標高が高い位置のひとつと言え、また世界的に高品質コーヒーを安定して生産する隣国ケニアとの国境に近い(ケニアの土壌や環境に似ている?)といった、ポテンシャルの高いエリアです。そのポテンシャルに着目したドーマン社が 2014年に精選所を買収、傘下に入れることで高品質水洗式コーヒーの開発に努めました。

また水を多く使用するためドーマン社が事業の一環として地下水を掘り、精選に使用するのみならず、近隣住民へきれいな水を無料で提供して地域貢献も行っています。精選後はドーマングループが保有するモシ市内にあるグルメコーヒードライミル指定で選別を受けて、プレミアムコーヒーとして仕上げられています。

コーヒービギナーはもちろん、舌の肥えたキリマンジャロファンをも魅了してくれる風味を、是非一度お試しください 。
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だそうです.豆面は....

【焙煎日記】タンザニア AA タリメ ゴールドマイン_d0106518_16262982.jpg

欠点豆はあまりなくて,ソーティングが楽でした.

銘柄:Tanzania AA Tarime Goldmine
地域:Tarime
農園:not specified
品種:N39
精製:Washed
標高:1700m

今回の焙煎設定:シティローストより1段浅め=23(カフェプロ MR-101)

【焙煎日記】タンザニア AA タリメ ゴールドマイン_d0106518_16262943.jpg

とりいそぎ飲んでみたところでは,割とバランス良く美味しいと思います.

ちなみに今回焙煎した生豆はこちら↓




# by jq1ocr | 2024-03-25 18:00 | 珈琲 | Comments(0)

J マーク

シャックの配線を直しているときに,IC-7300 のラベルをふと見ると...

J マーク_d0106518_14342104.jpg

J マークがついてました.

J マークというと,導入当初は 144/430 あたりの無線機についていて,オフバンド送信の改造ができない仕組みが施されているという認識でした.警察無線や消防無線などの重要な通信に妨害を与える事件があったのだろうと思います.しかし当時 HF や 6m の無線機にこのようなマークがついていた記憶はありません.そもそもオフバンド送信には興味もないので気にもしていなかったのですが....

しかし IC-7300 ってそもそも 50MHz までしか出ないじゃないですか.何への対策なんでしょうね?違法 CB には使えませんよって意味?


# by jq1ocr | 2024-03-24 18:00 | 無線設備・レストア | Comments(0)