エッチング液の寿命を考える・1
2010年 05月 30日
さて小さいとはいえ,エッチング槽を使っているので 2L 程度のエッチング液を使用します.もちろん寿命がくるまでは使い回しですが,ヒータを入れて金魚ブクブクを使うと,液がかなり黒くなっても,かなりきれいにエッチングできます.ただパターンが細いところは寿命近くなると食われたり,食い残しができたりすることが予想されます.作成するパターンによっても液に対する管理の仕方は変わってきますので,できれば液の性能を知りたいところです.
で,世の中ではどうしているのかな?と思ったら,自動化されている機械では比重を測っているようですが,手動でやってる場合に用いられると想像していた比重計が見つかりません.もし比重で管理できるのであれば,浮秤(下の写真)を使うと便利なはずですが.....
だいぶくたびれてきたであろうエッチング液と新液の比重を測定して,差があるようだったら,その値に適合した浮標を用意すればよいということになります.今度調べてみますね.
濃縮により粘度が上昇し、攪拌が不足するためなのか、ムラになっちゃうんです。こんなときは、水道水で薄めて対応しています。
濃くなったり、薄くなったりするものですから、うちでは比重で管理できない状況ですよ。なにかうまい寿命の見極め法があればよいのですが。やっぱりエッチング時間なのかな。
その2に期待でーす。