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by jq1ocr

AD8307A を用いたマイクロワットメータの試作4

前回書いたようにパターンを起こしてアルミケースに入れたところ,ダイナミックレンジが大分改善されたようだ,ということを書きましたが,具体的な値については測定していませんでした.今回はこれを測ってみましたので紹介します.
d0106518_21102050.jpg
測定周波数は 440MHz で,ケーブルの損失は測定していないので入力値は未校正(ただしそれほどずれてはいないと思います)です.この図より直線に乗る範囲は -66dBm(250pW) から 8dBm(6.3mW) となり,74dB のダイナミックレンジが得られました.

後段には AVR による ADC を接続する予定ですが,2.5V を reference にとって分解能を 10 bit とすれば,理想的な状態では 0.1 dB 程度の分解能が得られそうです.また上は無理ですが,下は単純減少区間があるので,別途校正曲線を用意すれば分解能は低くなるもののあと10dBくらいひっぱれそうです.
【追記】Analog Devices 社の資料による参考特性図(@500MHz)とほぼ同じくらいのようなので,このくらいでいいかなと判断しました.
d0106518_20453824.jpg

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AD8307A を用いたマイクロワットメータの試作
その6:暫定ながら完成の巻
その5:表示部分を作ってみたの巻
その4:センサ単体の入出力特性をとってみたの巻(このエントリ)
その3:アルミシャーシに組み込んでみたの巻
その2:簡易表示器をつけたらダイナミックレンジが悪化したの巻
その1:とりあえずシールド無しでログアンプを使ってみたの巻
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Commented by WPJ at 2010-10-26 20:20 x
RFラインにBPFとかを入れれば、下がもう少し改善・・・120mVだからもうすでに底かも。

バランを追加すれば、上が改善・・・といっても3dB程度だし。


これを使えば、フォックスハンティングに最適ですね。
Commented by jq1ocr at 2010-10-26 20:43
追記しましたが,アナデバ発表の特性例(500MHz)とほとんど同じくらいなので,このくらいでいいかなと思っています.
by jq1ocr | 2010-10-25 21:27 | マイコン・電子工作 | Comments(2)