アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

光学接着剤

某所の秘密会談(笑)の席上で話題になりましたが,例のシンチレータとフォトダイオードの接着をどうしよう?という話.光学接着剤は基本的に工業用なので量が多くて高価とのことです.しかし,昔からレンズの接着やプレパラート作成に用いられているバルサム(or 合成代替品)なら小売りの単位も小さくそれほど高価ではありません.これが使えないか?という疑問が湧きますね.

光学接着剤は普通の接着剤と違って間を光が通らねばなりません.そして機能として接着する物質同士の間の隙間を埋めて(屈折率の低い空気を追い出す),界面における反射を抑えるようにします.このときそれぞれの物質の屈折率の差が問題になります.

調べてみますと,例のシンチレータは 1.79 とありますが,フォトダイオードの方はカタログに記載がありません.あとで測ってみようと思いますが,プラスチックなのでとりあえずの目安としては 1.4-1.7 程度と考えられます.バルサムは 1.5 強ですから使えそうですね.合成品も用途は同じですから同じくらいの屈折率を持っているはずです.

ちなみにまだこのシンチレータでの検出は成功していません.サイズのちょうど良い 6775 は最大感度が 960nm 程度(赤外領域)にあり,シンチレータ側のピーク 550nm (可視光の緑色くらい)と大分ずれています.可視光に感度の高いセンサを使用すればよさそうですが,シンチレータの発光時間は短いですし,結局はトータルで考えたときの反応度が高いものが最適となるでしょうから,まずは検出に成功してから改善を考ようと思います.しかし,市販品でシンチレータ式が数万円であることを考えると,そんなに高いデバイスは使わなくてもある程度はできるはずですね.
[PR]
Commented by WPJ at 2011-12-02 09:53 x
S11が悪くって不整合損になっていたのか。ほほう。
Commented by jq1ocr at 2011-12-02 23:25
うまく動作しないのは,それだけが原因ではないのでは?と思いますが,機会があったら具体的な数値で計算してみましょう.
by jq1ocr | 2011-12-02 05:30 | 徒然話 | Comments(2)