絆キーヤー
2012年 07月 27日
ただ,実はエレキーを作る(ハードじゃなくソフトね)のは初めてだったので,最初に書いたときなかなか思った動作をせずに悩んでいました.例えば Dash 中に Dot をいれたとき,その途中で Dash が「離される」ことで次の動作が変わると思っていたのですね.そのために割り込みを使って...とか考えていたら,余計に動作がおかしくなり.....
そこで考え方を一度リセット.エレキーなんてマイコンなんかない昔からあるんだから,そんな難しいはずがないって.笑 そこでこんなんでいいの?くらい思いっきりシンプルにしてみたら,これがすんなり動いちゃった.結局「押されてる」かしか見ないようにしたのです.今回フルスクラッチで組んでエレキーの動作がよく分かりました.使って分かるのと作って分かるのは全然違いますね.
ところで JA1HHF 日高OM(CQ 誌にも基板がついていたのでご存じの方も多いと思います)の作られたエレキーはスクイーズ時の他方のセンスが私には遅く感じます.そのことは OM に申し上げたことがあるのですが,これは標準だよ,とのことでした.自分の受信能力(要するに遅い)に合わせた送信をするわけですが,エレキーの送信操作は受信より早くできるために,ついそう感じてしまうのかも知れません.でも自分の受信能力はそれほど伸びるとも思えないし,自分が一番最初に使った学生時代のエレキー(TTLで組んだもの)はセンスがもっと速かったという原初体験(いわゆる Iambic B 相当だと思われます)から,この部分をどうにかしたかったですが,それが今回解決できました.
ただこの設定で世の中の人の多くが納得してくれるかが分かりません.そこでβ版を貸し出して感想を聞こうとしています.設定が追い込めれば,ハムフェアで試作品を展示できるかも知れません.都内某所での秘密会議(冗談)ではキットの話も出たのですが,これは SMD で組むので,頒布が出来る目処は立っていません.
ハムフェアでキットが頒布されたら、買い!ですね。Hi