Epson PX-105 着荷&レビュー
2012年 09月 21日
ところで本機は接続方法として,USB, 有線/無線 LAN があります.うちでは無線 LAN を使うつもりでいたので,Epson から PX-105 関連のソフト,ドライバなどを引っ張って来て設定しようとしましたが,そのソフトからはプリンタが見えません.初期設定の IP アドレスが,自分のうちのネットワークと異なるためかも知れません.仕方ないので MBP を引っ張り出し(主に使っている iMac は光学ドライブが不調で読めなくなっている)ディスクをセット.その中のアプリを起動したらちゃんと設定できるようになりました.また無線LANを設定したあとも,別の Mac から使おうと,OS 標準の システム環境設定 > プリントとスキャン から追加しようとしても見つかりませんでした.が,これも付属ディスクのソフトを使って「追加」することができました.専用ソフトじゃないとうまくいかないというのは如何なものかと思うのですが,私のやり方が間違っていたのかも知れません.
ちなみに最初に取り付けるインクは本体に添付なのですが,本体にある程度インクが入っていかないと印字できない仕組みと言うことで,最初のインクは無くなるのが早い可能性があると明記されています.現にテストプリントを1枚やってみたら,黒インクのゲージが1ピクセル分減ってました.苦笑 幼なじみが RX-7 (FC3S) で急加速したら燃料ゲージ(ディジタル表示)が見ている間に1個減っていったのを思い出しました.笑
さてこれからテストプリント以外の印字も何種類か設定を試してレビューを本エントリに追記していこうと思いますので,何かご要望があれば,コメントに書いてください.何でも出来るわけではありませんが,自分も必要がある事柄なら優先して試してみますので.
【写真編】資格試験や免許関連で使う写真をプリントしてみました.予めライカ版の比で切り出しておいたデータを L 版の写真用紙(富士の画彩)に 1 ページ 9 枚で出力するとライカ版とほぼ同じ大きさになりました.(危険物取扱者などで使用するサイズ(4.5×3.5cm)の場合は4枚割り付けるとちょうど良いです.)もちろん最高精度で出力しました.以前使っていた iP4500 は染料インクなのに対し,PX-105 は顔料インクである為か,彩度というか艶が低く感じられるのと,やはり iP4500 のほうが写真としての精度は高いですが,免許に貼るくらいなら十分なきれいさで印刷できました.ただ,出力にはかなり時間がかかりますね.まあ写真はあまり出すつもりではないので,これで十分満足です.なお L 版くらいでも写真をきれいに出そうと思うなら,別のモデルにした方が良いです.
【文書編】一般文書を普通品質で印字した場合,品質は問題ないのですが,以前使っていた ip4500 より印字が遅いのが気になりました.
【年賀状編】薄い色調の全面背景に,小さな写真を数点入れた年賀状を普通紙モードで印刷する速度は,1分あたり3,4枚程度でした.インクジェットとしては十分な速度に感じます.ただし,これを「はがき(インクジェット紙)」設定(=ほどほど高精細モード?)で印刷すると1枚1分かかりました.(MacOSX10.8.2 + InDesign)しかし,時間がかかる割にはそれほどきれいになるわけではないようです.普通印刷より濃くなりインクを多く使っている感じ.50枚くらいはこのモードで印刷しました.使い始めてからそれほど多くの印刷をしているわけではないのでインク交換をしたことはありませんが,ようやく今回年賀状を100枚ほど印刷した時点で黒インクがそろそろ無くなるというアラートが出ました.最後まで印刷できたので,まだインクの交換はしていませんが,ブラックにはLサイズがあるので,今度はそれにしてみようかと思います.
【トラブル】ノズル詰まりに関するエントリはこちら.
ip4500が故障したのでプリンターを探しています。
白黒のテキスト印刷が時々
年賀状の作成
スキャナーは不要
無線で使いたい
上記の用途なのですが、CANONの最近のプリンタはカラーインクが1つになっているので不経済かと思い150が候補になりました。
MG3230と迷っているのですが、どちらが良いと思いますか?