アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

オペアンプでスピーカーを駆動してみる

オペアンプというのは理想的には入力インピーダンス無限大,出力インピーダンスは0となっていますが,実際の製品はそうではありません.特に出力インピーダンスは数百Ωくらいあるようで,インピーダンスが10Ω以下のスピーカを直接駆動するのには適していません.でも実際やってみたらどうなのか?というのがこのエントリ.ちなみに以前このような出来合いのボードで作ったものもありますが,ここはタイトル通り実験してみました.

手元に2回路入り DIP がいくつかあるので,差し替えられるようソケットで作ります.回路#1は10倍固定の反転増幅,#2は等倍反転増幅でその逆相をつくって,両出力をスピーカにつなぐ BTL 構成としました.入力部はこれまた手持ちの50kΩ VR に部品箱で最初に手に触れた(笑)10uF です.そしてスピーカはもらい物の VISATON の SC5.9ND (8Ω3W)を使ってみることに.
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手元にあったオペアンプをいくつか差し替えて比べてみたところ,電源条件も含め定格外の使い方ながら,JRC の 2114DD が一番音量がとれました

これで終わってしまうとなんなので,もうちょっと定量的に上記の条件で比較を行ってみましょう.ホワイトノイズらしき(笑)を入力し,概ね飽和する出力電圧を計測した結果は大きい順で以下の通りとなりました(ただしオペアンプのサンプル数は無作為抽出の各1).
JRC NJM2114DD 320mV
Burr-Brown OPA2604 100mV
JRC NJM4558DD 40mV
JRC NJM072D 36mV
JRC NJM2137D 16mV
一番出力がとれた 2114DD でもこの条件では 10mW 程度と推定され,静かなデスクトップで目の前で聞く程度なら十分ですが,スピーカとしての力は全然だしきっていません.やはり餅は餅屋,スピーカはパワーアンプという結果でした.笑
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by jq1ocr | 2013-05-28 08:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)