JST-245 には3つのアンテナ端子がありますが,そのうちの #3 だけうまく動いてないということを以前
書きました.しかし,JST-245 につないでいたアンテナが 3.5/7MHz の GP(CP8040) と 50MHz の HB9CV だけでそれぞれ #1,#2 を使っており,#3 は使っていなかったので修理が延び延びになっていました.
しかし
そんなこんなで先日 14/21/28MHz の DP(DO-3B)を上げたので,3つとも使いたいという状態になりました.#3 のリレー周辺がおかしいことは症状から分かるので,とりあえずは一番怪しいリレーを交換しようと思っています.
まずは回路図を見ますと,こんな接続になっています.
これのリレー K5 の容疑が最有力となります.検索すると
JA1VZV さんがこの周辺を修理されていますが,デフォルトの G5B-1E はディスコンで,これの代替推奨品の G5Q-1A(4) を基板側にパターン加工してお使いになっています.出来れば基板を加工せずに済ませたいところですが,代替が今のところ見つかっていません.
パターンは以下のようになっています.
これの一番左が交換したいリレーです.1aタイプですが,代替推奨品である G5Q-1A(4) は以下のようなアサインです.
基板と違いますね.では双投の G5Q-1 だったらどうかといいますと...
サイズに問題なければ,2番を折り曲げて4番の根本とつなぎ,2番を基板と絶縁,3番4番の 1a 型として使えばよさそうですが,電力が通る場所ですし,そもそも標準在庫機種ではないので,よく考えてから修理したいと思います.(G5Q-1A(4)は標準在庫)
【3/13追記】
直しました.