アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

【Bonneville】車検準備点検(2)

前編からのつづきです.

(3)走行装置
ホイール:タイヤの状態,空気圧,損傷.ナットボルトの緩み.ベアリングのガタ
 空気圧は空気を入れるときに見てますのでOK.状態や損傷も外見で判断です.ナットの緩みはとにかく締め付けても良いですが,私はハンマーで軽くたたいて打音で判断しています.
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ベアリングはタイヤを持ち上げて空転させて回転がスムースかどうかで判断します.

(4)緩衝装置
 サスペンションアーム,ショックアブソーバー:連結部のガタ,損傷,油漏れ
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連結部は打音で,あとは目視.

(5)動力伝達装置
i. クラッチ:レバーの遊び,作用
 これは握ってみての判断で,必要があれば遊びの調整をします.問題なければそのまま.

ii. トランスミッション:油漏れおよび油量
 このバイクはエンジンオイルと共通なので,エンジンから油漏れがなければOKですね.油量もエンジンオイルを横からのぞけばOK.
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iii.プロペラシャフト及びドライブシャフト
 該当なしです.

iv. チェーン及びスプロケット:チェーンの緩み,スプロケットの取付状態及び摩耗
 チェーンの緩みは深刻な事故を招くので車検関係なく時々確認すべきポイントですね.テンションをかけない状態から
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下をぐーっと強く持ち上げます.
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この車種の場合チェーンが 25-35mm ほど持ち上がるのが正常です.これより小さくてもチェーンが延びますし,大きいとチェーンに負担がかかり破断の原因になります.切れたチェーンが巻き付いてタイヤが不意にロックすると非常に危険です.

(6)電気装置
i. 点火装置:点火プラグの状態,点火時期
 点火プラグはこの間取り替えたばかりなので良いことにしましたが,久々なら一度外して確認するといいですね.なおエンジンの回転はスムースなので点火時期も特におかしくはないと判断します.

ii. バッテリ:ターミナル部の接続状態
 書類を取り出すのにシートを外しますから,このときにターミナルをぐいぐい押してみます.ぐらつかなければOK.

iii. 電気配線:接続部の緩み及び損傷
 全部の配線などチェックできませんね.とりあえず見えるところだけ見てみてOKとします.大体のコネクタはロック式なのではまっていれば大丈夫なようになっています.それを信じましょう.笑

(7)原動機
i. 本体:かかり具合及び異音,低速及び加速の状態,排気の状態,エアクリーナエレメントの状態
 乗っていて問題なければOK.エアクリーナは見てみて汚れていたら交換か清掃です.

ii. 潤滑装置:油漏れ
 要するにエンジン本体からの油漏れがなければよいのでしょう.にじんでいるくらいであれば拭いておけばよいと思います.

iii. 燃料装置:燃料漏れ,リンク機構の状態,スロットル,チョークバルブの作用
 燃料が漏れていなくて,エンジンの動作に異常を感じなければこれらは問題ないでしょう.

iv. 冷却装置:水漏れ
 空冷エンジンなので該当なしです.が,一応オイルクーラーも油漏れしてないかは確認します.

(8)有害ガス発散防止装置
i. ブローバイガス還元装置:配管の損傷
ii. 一酸化炭素発散防止装置:二次空気供給装置の機能,配管の損傷及び取付状態
 損傷については外見で判断ですが,異常を感じなくても機能については正常な範囲なのかは分かりません.まあダメならガス検で引っかかるでしょうから,とりあえず目視点検だけします.

iii.エキゾーストパイプ及びマフラ:取付の緩み及び損傷,マフラの機能
 緩みは揺らしてみたりします.少しは動くでしょうが,ガタガタするようなら締め付けます.爆音が出ていなければ機能も正常と判断しておきます.

(9)その他
i. フレーム:緩み及び損傷
ii.その他:シャシ各部の給油脂状態
 目視で確認.回転部には必要があればグリスなどをつけるといいかも知れません.

(10)CO, HC濃度
 うちでは測れないので空欄にしておきます.

(11)タイヤ溝の深さ
 ノギスのデプスゲージ機能で測っておきます.
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0.8mm 以上とされていますが,スリップサインもあるので摩耗すればすぐ分かりますね.

(12)ブレーキパッドの厚さ
 ノギスで測っておくのがよいのですが,スリットが残っていれば大体で書いておいてもよいのではないかと思います.(1/10ミリまで合ってなくても大丈夫だろうという意味ですが,見ただけでは何ミリか分からないという人は一度外して測るのがいいと思います.)

あとは走行距離や,交換した部品などをリストしておきます.が,今回の点検ではパッドが要交換ということになりましたので,続けて作業しました.

フロントブレーキパッド交換です.
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キャリパ右下の盲蓋をマイナスドライバで外し,中のネジを 5mm の hex で外します.結構なトルクが必要な場合があります.それからキャリパー本体を固定しているボルト(12mm)を2本外しますと,キャリパーが外れます.
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今回使ったのは FERODO の FDB664P です.
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左が摩耗したパッド,右が新品です.消耗した方はスリットが見えなくなっていることが分かると思います.ブレーキリザーバの液量を確認しながら,ピストンを押し戻して,新品のパッドを元通りはめて作業終了です.なおピストンを押し戻すとその分液量が上がるので,パッドが消耗した状態でフルードを交換した場合は,フルードが漏れる場合があるので注意しましょう.漏れそうならその分除去します.

というわけで,作業終了です.車検が無事終わると良いなぁ.
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by jq1ocr | 2014-04-30 23:55 | 二輪車・四輪車 | Comments(0)