手間惜しみの銭失い
2014年 09月 27日
一番良いのは D-STAR 用に GP をもう1本あげることですが,我が家はこれ以上建柱するのも困難な状況ですし,何より手間がかかります.そこで今おいてある D-STAR 用モービルホイップ(144/430MHz)を交換するという方法を試してみることにしました.
ベランダトップはマグネット基台ですが,コネクタを交換するのが面倒なので 144/430/1200MHz に対応したホイップで M 型コネクタになっているものを使うことに.
まあこの辺から手抜きだなぁという感じではあります.
モービルホイップは IC-2820 に直接接続されていました.この無線機は内部にデュプレクサがあるので,144/430MHz のアンテナ端子が一つになっていて, M 型コネクタです.なので,1.2GHz と 430MHz 以下を分けるデュプレクサを使うことにしました.
手抜きを徹底するなら,このデュプレクサも混合ポートは M 型コネクタがよいのですが,残念ながら N 型のしか在庫がないようでした.なので,この部分は NPMJ で済ませようかなぁと思ったのですが,そこまで逆の意味で思い切れず,コネクタを N に付け替えることにしました.(あとから考えれば変換で済ませた方がよかったのですが.)
手間がかかるのはこのコネクタ付けくらいで,あとは差し替えだけですからあっという間に作業は終わりました.
で,その結果ですが,レピータで実験してみた限り,残念なことに非常に弱いようです.FM レピータはノイズまみれで聞こえてくるものの DV の方は開くだけで肝心な声は途切れてしまっています.当初の目的は TD12 のワッチでしたので,最低限のことは出来るのですが,それでも「使える」状態とは言いにくいです.ここまで弱いとは.....次の策を練らねばなりません.