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by jq1ocr

対ヘボン戦終結ス

堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ後世ノ爲ニ家名ノ綴ヲ自決セムト欲ス

さてご存じの通り,パスポートの英字の綴りはヘボン式が基本で,それ以外は事情説明することによって自分で決めることが出来るようになっています.が,それはここ十年やそこらの話でありまして,二十年前はダメでした.

ですから,ハーフの子が日本国籍を持ち,マイケルという名前だったら,パスポートは Michael ではなく,Maikeru だったのです.ダサすぎますし,そもそも海外ではちゃんと読んでもらえない可能性すらあります.これもすべてヘボンが余計なことをしくさったため....というとそれは時代もあるので言い過ぎですが,義務教育に英語が入ったからには不必要かつ有害な制限であります.

パスポートを最初にとったのがヘボン以外ダメな時代だったため,私はこれまでヘボン被害を被り続けており,回復が果たせていませんでした.それが今回の変更によりようやく解決の第一ステップを迎えることになったのであります.

通常のパスポート更新で必要なものは以下の通りです.

(1)現在のパスポート
(2)写真(旅券事務所前の写真店ではモノクロ2枚で1500円)
(3)申請書(旅券事務所にある)

しかし,今回綴りを変更することになったので必要なものが増えました.上記に加え

(4)戸籍謄本 or 抄本
(5)事情説明書
(6)事情説明書(理由別紙)
(7)氏名表記変更に関する海外渡航経緯追加質問書

が追加になりました.(5)〜(7)は事務所でもらえ,その場で記入することも可能です.が,このようなケースで必要になる書類の説明がなかったため戸籍を持参しておらず,一回ペンディング.その後区役所にいって戸籍をとってきて舞い戻り,再度受付からやりなおし,という目に遭いました.なお私の場合は家族が先に非ヘボン綴りにしていたため,そのパスポートを提示するとともに,家族であることを示すために戸籍は抄本ではなく謄本を持参しました.理由書には

(i)仕事や普段の生活で非ヘボン綴りを使用
(ii)家族での統一(前述の通り)
(iii)今回非ヘボンに変更したら今後変更しない旨の宣言

という内容を書きました.(i)のためにはクレジットカードを提示しています.ちなみに有楽町では朝の初回が50人待ちで,戸籍をとって戻ってきたら100人待ちになってました.苦笑 待ち時間は1名30秒くらいが標準だそうです.ともかくなんとか受付はしてもらえたのでよかったです.
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さてパスポートが来た後の戦後処理ですが,まずはメインのクレジットカードの変更ですね.それに伴い,カード決済になっている種々のサービスを変更する必要が出てきます.これが一番面倒くさいかな?

ちなみに前回の書き換えで綴りを変更しなかったのは,当時米国運転免許の書き換えの直前で,これが当時は変更できなかったヘボン綴りになっていたため,違いがあると困るかも知れないと思ったからです(実際は更新時にはパスポートは不要だった).SSN(米国版のマイナンバーみたいなもの)は基本が番号だけなのでそれほど問題は起きないと思いますが,免許が困りますよね.しかし visa をとって渡米することはこの先ほぼないので,もうこれはそのままでいくしかないかなと.そういう意味で言えば,戦後処理は一生終わらないということになります.後遺症にはいつまでも苦しめられるのですねぇ.涙
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by jq1ocr | 2017-07-19 22:30 | 徒然話 | Comments(0)