思い出の愛機紹介 - FT-209
2007年 05月 10日
開局当時は 50MHz のみで楽しんでいたものの,次第に他のバンドも気になってきます.そこで高校に入ってからハムフェアに友人と行き,買ったのがこの FT-209 でした.この頃はもって歩けるハンディ機は比較的安価なものが 144MHz によくあって,この無線機もその一つでした.とはいえサムホイール式が主だった,これより前の世代と違って,周波数表示がディジタルですし,とても格好良く感じました.競合してたのは IC-02N あたりだと思いますが, FT-209 のほうがデザインが新しいように思います.出力は FT-209 は 3.5W で,ハイパワーモデルの FT-209H は 5W でした.私が買ったのは予算の関係か,まだハイパワーモデルが出てなかったのか覚えていませんが, FT-209 のほうでした.買った当時はアンテナをあげてなかったので,安いモービル用の 5/8λ くらいの長いホイップをつないで,窓際のベッドの中からよくQRVしていました.地元に年上の仲間ができて,いろいろお世話になりました.このころの仲間の多くは既に QRT してしまいましたが,僅かに残っている方とは今でも仲良くさせて戴いております.
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【備忘録】FT-209の定格など
保証認定番号 Y82 / Y83
送信機型名 FT-209 / FT-209H
発射可能な電波型式 F3
発射可能な周波数 144MHz帯
変調方式 リアクタンス変調
終段名称・個数 2SC1947×1 / 2SC2287×1
電圧(V) 12
定格出力(W) 3.5 / 5
この記事の写真は、カタログの写真ですね。
私も、この無線機が欲しくて、カタログに穴があくまで読みました。
今でも、じゅうぶんかっこいいです。