アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

ハム・冬の時代

戦中戦後など,過去にはハムにとって冬の時代はいくつかあったと思います.政情的,経済的,技術的な困難があったからです.今はどうかといえば,日本も豊かになり,無線機は世界的に見ても日本メーカの独壇場,価格も結構手ごろで良い無線機が簡単に手に入り,一見なんの問題もないよい時代のように思えます.しかし,学校のクラブ局をみるとそうではありません.中高生,また大学生までも,以前であればラジオ少年になっていたであろう層のほとんどは,インターネット,パソコンなど,そしてその上のコンテンツやデリバティブ(サブカルチャ)に夢中になっています.自ら努力して免許を取得しても,彼らにはなんだか難しそうな機械をいじって「ただ話すだけ」に見えるアマチュア無線はあまり魅力的に映らないようです.まさに人材的に困難な時代と言えるでしょう.

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不動岡高校・恒例の体育祭団旗


今日,母校の高校の文化祭をのぞいてきました.春の ALL JA は結局参加しなかったようなのですが(OBの一人が現認),顧問の先生から何の連絡もなかったので,どうなっているか心配でした.実は数年前に校舎があたらしくなり,屋上に上がれない構造となり,アンテナが常設できません.そこで顧問の先生がコンテストの度に毎回ダイポールを仮設してくれていたのですが,この作業は生徒だけでは技術的に行えないようです.行って見ると顧問の先生が異動になって,物理科の先生に代わっていました.前の顧問の先生はご自身が無線好きだったので,いろいろお手伝いさせていただいていたのですが,今回の顧問の先生は無線には全くご興味のない様子なのです.

もちろん生徒側にも問題があります.現在の部員はわずか二名.それも3年生なので,卒業したら勧誘も出来ませんからそのまま部員0になってしまいます.すると自動的に休部となります.部員に新入部員を獲得しようという気があるのか聞くと,がんばってまで勧誘するつもりはなさそうな感じです.今までは顧問の先生の力で部が回っていたことがよく分かりました.

こうなる前に毎年仕込みをしておくべきでしたが,今となっては後の祭.卒業生となってしまった私には,無線部を存続させる手段はほとんど残されていません.旧校舎が無くなった時に,私の高校時代,無線部に対する思いは過去のものとなったのかも知れません.しかしいつか将来,無線に興味のある生徒が入学し,この高校に無線部があったことを知って,これを復興させてくれるときに,無線機や歴史あるコールサインがすぐ使えるように維持して行くつもりです.

実は高校だけでなく大学も似たような状況になっています.うちは理工系なのでまだマシかも知れませんが,やる気を感じるのはわずか数名.ただ彼らは1年生なのでまだ見込みはあります.高校より更に歴史のあるクラブ局なので,なんとか彼らを元気づけて盛り上げて行ければと思います.
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by jq1ocr | 2007-06-03 02:34 | 徒然話 | Comments(0)