アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

絶滅危惧種

週末時間があって,且つ晴れていたので,久々に British Beat に行ってきました.春に改装して,新車部門はトライアンフ東京みなと店になったのですが,まだ見に行ってなかったのと,二輪好きな先輩教員にカタログを進呈するために,それをもらいにいきました.

そこで聞いた話ですが.....ハーレーは今年度モデルから全車種がインジェクションになったということからも分かるように,排ガスのコントロールはキャブのままだとこれ以上は困難であり,インジェクション化は免れない模様です.もちろん技術的にはインジェクションは優れており,環境に対する影響を考えても,キャブは太刀打ちできそうにありません.

しかし,インジェクションは電子制御されています.すなわち何十年後にそれが動態保存される保証があるかというと,微妙な感じがします.(*)キャブは機械なので,ある程度どうにかなる可能性はありますが.

私はバイクは少なくとも数十年は買い替えるつもりはなく,よって一生ものだと思って買いました.仕事の道具として,あるいは消耗品として使うのであれば最新式(ここでいうとインジェクション)を選ぶでしょうけども,趣味ですからローテクを楽しみたいわけです.それもただのローテクではありません.突き詰めていけば,インジェクションより高度なテクニックが必要です.例えて言えば,アナログとディジタルの対比でしょうか.そういう枯れた技術というのが好きなので,バイクはキャブのままでいてほしいと思っております.

さて,私の好きなトライアンフも,いよいよ来年辺りからインジェクション導入は免れえない状況になっているようです.もう一台欲しいなと思っていたのですが,旧車にするか,新車なら今年度モデルをゲットする必要がありそうです.

(*)電子回路も機械も寿命がありますが,機械は定期的にメンテすることを考えているのに対して,電子回路は手入れする要素が少なく壊れたら交換することになります.機械はその交換パーツが比較的汎用性があったり,単純な形状であれば自作できたりする可能性が高いですが,一般にバイク修理屋さんは,機械屋さんであり,電気回路が専門ではないので回路上のパーツ単位での交換に対応できず,ASSY交換になったりします.また例え電気の知識があっても電子回路の場合は使われている部品が汎用部品でなければ代替部品を見つけることが困難で,同じ動作をする別の回路を新たに起こさなければならないことになります.というわけで,バイク屋さんには従来のスキルに加えて,電気回路をいじれる知識がないと,今後のバイクが旧車になったとき,それを今の旧車のようには扱えなくなってしまうわけです.
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by jq1ocr | 2007-06-18 23:23 | 二輪車・四輪車 | Comments(0)