基台を付ける
2007年 10月 29日
TRX: Vertex Standard VX-7となっていました.新規に FTM-10SJMK を導入したので,私の緑ボニーにそれを付けることにします.そうすると無線機側のコネクタがMになるので,今まで緑ボニーに使っていたケーブルを赤ボニーに移植することとなり,両車両共にタンクを外しての作業となりました.結構これが面倒くさいわけですな.結局交換せずに済んだのは基台だけです.しかし,この基台も FTM-10SJMK にセットで付いてきた AMK-1 はちょっと遺憾な点があります.
ANT: Maldol EX-104F
Base: Diamond KB2
Cable: SMAP-MJ
Headset: Adonis HP-1000K
これに対し,緑ボニーで使っていたのは,第一電波工業のKB2です.
両者を比べて分かると思うのですが,アンテナの角度調整が AMK1 では出来ないのです.ナンバープレートが地面に垂直になっているならばそれでも構わないのですが,そういうバイクってそんなに多くない気がします.大体のバイクではプレートが上に傾いでついてますから,AMK1でアンテナを付けると,エレメントが前のめりになってしまうのです.あまり格好良くないですねぇ.とりあえず赤ボニーの方は常時アンテナを付けておくわけではないので,我慢することにします.赤ボニーオーナーの妻が不平を言ったら KB2 を買ってあげることにしましょう.
さて,両ボニーの無線システムですが,以下のようにする予定で作業しています.
緑ボニー
TRX: Vertex Standard FTM-10S
ANT: Vertex Standard YHA-M10(AM放送対応)
Base: Diamond KB2
Cable: COX-2MM
Headset: Logitec LBT-HS200C2 Bluetooth headset
赤ボニー
TRX: Vertex Standard VX-7
ANT: Maldol EX-104F
Base: Vertex Standard AMK-1
Cable: SMAP-MJ
Headset: Adonis HP-1000K
赤ボニーの方の作業は概ね終わりましたが,緑ボニーはナビ(ミニゴリラ)の電源(5V)系の配線もあるので,まだ終わってません.風邪もだいぶ良くなってきたので,一気に仕上げてしまいたいものです.
さて,この blog には FTM-10SJMK で引っかけてご覧になってる方もいらっしゃると思います.あくまで個人的ではありますが,ここまでの感想で言いますと,JMK(セット)にする必要はないように思います.アンテナはもちろんAM放送対応ですし,セットにするとお買い得なのは間違いないのですが,付いているアンテナ(YHA-M10)のデザイン(設計*)がいまいち気に入らなかったり,そもそも多分AMラジオを聴くことは殆どないだろうし,アンテナ基台もちょっといただけない構造だったりします.結局気に入らないからと他社製品で買い直すと,これらがゴミになってしまいますから,よくセット内容を吟味して,このセットがいいんだ!という判断をしてから買うべきです.少なくとも私は(例え他社製品でばらばらで買って高くなっても)JMKにしないほうがよかったかなと思っています.バイクは趣味性の強い乗り物なのですから,付属システムも洗練されたデザインのものをJMKに入れて欲しかったです.
バイク用のアンテナは接触しても曲がるようにバネがはいっていたりしますが,このアンテナは先は刺さらないように玉がついている(これがあまり格好良くない)ものの,根元にバネが入っておらず曲がるようにはなってないので,いずれ疲労して折れるような気がします.