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by jq1ocr

同軸のコストパフォーマンスを考える part 2

昨日のエントリで同軸ケーブルのコストパフォーマンスについて考えてみましたが,長さについては二通りしか考えなかったので,今度は長さも変化させて考えてみました.損失や値段,周波数は昨日のエントリに準じます.

再掲しますと,ここでのパフォーマンスはそのケーブルを使って100%の効率を得るとしたら,いくらかかるのかということを示す係数とします.例えば100円のケーブルで50%の電力が通るとき(=50%は損失となる)200円必要であるというような係数です.160円のケーブルで80%通るとすれば,この係数は同じく200となりますので,どっちもどっちということになるわけです.

さてこの係数 Cl を求める式を考えてみますと,長さを l [m] ,10mあたりの損失を L[dB],そのケーブルのm単価を Pu としたとき

Cl=Pu×l×10lL/100

となります.前のエントリでは単位長さで考えていましたが,ここでは実際の長さで考えています.この式から,各種ケーブルをパラメータしてグラフにしますと下図のようになります.
d0106518_0384715.jpg
Fig.1 cost performance on various cables


この図より,概ね7mより短いときは 5D2V を使うのがもっとも安価ですが,それ以上 55m 程度までは 5DSFA がもっともコストパフォーマンスに優れていることが分かります.またグラフでは見にくいですが,これより長い場合は 10DSFA を使うしか選択の余地はない(*)ことが分かります.(もちろん 5D, 8D, 10D で,2V, FB, SFA の組み合わせ9種のみしか考えていません)

)(*)値段は一番高いですが,Cl はもっとも良いので,性能に比較してその値段は全く高くはない,すなわち安いという意味です.
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by jq1ocr | 2008-06-16 00:52 | 徒然話 | Comments(0)