アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

最近クーラーをつける必要がないほど涼しくなり,網戸にして寝ることが多くなったせいか,逆に盛夏より蚊に刺されることが多くなりました.寝ているとあちこち刺されて,かゆくて起きてしまうのです.苦笑 たくさん刺されて寝ているうちに失血死なんてなったら大変だなぁと思い,計算してみることにしました.笑

まず一匹の蚊の吸血量ですが,2mg程度らしい(概ね 2uL)です.そして人間の血液量は体重の約1/13と言われていまして,大体男性の場合で 4 L 程度だそうです.またこの半分を失うと失血死するとのことです.なので,2 L で失血死とします.すると,百万匹に吸血されると危険だということですね.

寝ていると5カ所くらい刺されたりするのですが,例え血液が増えなかったとしても,20万日(=550年)位は死なないですね.笑

さて,遠野の昔話がたくさん載っている「老媼夜譚」(佐佐木喜善著)を先日の遠野旅行の折に購入しました.
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この本の三八番「鬼の子小綱」にこういう話があります.
【あらすじ】お爺さんとお婆さんに一人の美しい娘がいた.娘がある日山に柴刈りに出たまま帰ってこなくなり,長年探し回ったが見つからなかった.ある日奥山に入っていくと見覚えのある着物が干されている.そこの岩穴に声をかけるとなんと娘が出てきた.どうしてこんなところにいるのかと問うと,鬼にさらわれてきたという.岩穴には娘と鬼の息子の小綱がいた.娘は「来月になれば小綱が成人するので岩穴を逃げだそうと思っている」という.しかしすぐに帰りたい三人は小綱が成人する前に逃げ出すことにした.そして小綱は逃げたしたことがばれないように,あちこちに糞をたれて,糞に「父が小綱,小綱と呼んだら,はいと返事をしろ」と言い含めておいて岩穴から逃げ出した.その後,鬼が帰ってきたが誰もいない.「小綱,小綱」というと「はい」と返事がある.探してみると糞が返事をしているので,小綱と妻が逃げたことに気づいたが,もう少しのところで追いつけなかった.結局里で小綱は成人を迎えた.しかし,大きくなるに従ってどうしても人間を食いたくなってたまらない.そこで「おじいさん,どうしても人間が食いたくて仕方がない.いっそのこと自分を殺してくれ」と言った.祖父はとても嘆いたが「いくらおまえが鬼の子でも,自分の孫だから殺せない」と答えた.仕方ないので,小綱は山にいって,柴で小屋を作って中に入り,自ら火を放ち死んでしまった.そしてその焼灰が風に飛んで蚊になり,自由に人間の生き血を吸うようになった.終


というわけで,要するに日本の蚊は小綱なわけです.笑 で,日本の蚊が一晩に吸う血液量を考えてみましょう.ある夏の晩,1億人が1回さされるとします.すると吸血量は 2×10-6[L] × 1×108[人] = 200 [L] となります.ドラム缶ひとつというのは多いのか少ないのか分かりませんが,とにかく日本の蚊を一晩全部寄せ集めると,ざっと100人分の致死量となるわけです.いくら鬼の子でも一人で一晩で生き血100人分は吸い過ぎじゃないでしょうか.笑
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by jq1ocr | 2008-09-27 03:28 | 徒然話 | Comments(0)