やっぱり速い MacPro
2008年 12月 01日
職場での机上メインマシンは Mac Pro 2×2.8GHz Quad-Core Intel Xeon です.忙しくなると横に並べてある先代メインマシンである PowerMac 2×1.25GHz G4 も稼働します.両方でエンコード速度を比較してみたところ以下のような結果になりました.
変換ファイル:1時間番組,変換後700MB程度時間についてはエンコード条件が均一ではないので参考程度ですが,約15倍ほど高速だということは言えそうです.使ってみた感じでは PowerMac もそんなに遅い感じはしないのですが,Universal Binary 化されたソフトを使い,重い作業をさせるとこのような差が出てくるのでしょう.
PowerMac G4:3時間半〜5時間
MacPro:12分〜20分
消費電力は MacPro の方は最大 1.2kW 程度のようで,さすがにはき出される熱風の量は PowerMac G4 を上回りますが,それでも G4 が MacPro の 1/15 しか電力を消費しないわけではないでしょうから,Wh/MB(1MBエンコードするのに必要な電力量)を計算するまでもなく,新しい機種の方がこの用途だと省エネということになりますね.エコ流行な昨今,PCもクロック数を誇る時代は終わり,処理量に対する電力量(Wh/MBみたいな)でエコを誇るものも出てくるかと思います.自分の持っているPCに電力計をつけていろいろ比べてみるのもおもしろいかも知れませんね.