アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

EHアンテナ

CQ誌は定期的に購読しているわけではないのですが,昨年自分が載っていた号は買いました.でも特に読むわけでもなく「積ん読」状態だったのですが,今日ちょっと時間があったので読んでみると,噂のEHアンテナのことが書いてありました.

なんか「新しい新世代のアンテナだ」みたいなことが書いてありました.しかし紙面の都合もあるのかも知れませんが,記事の書き方が理論的ではないし,いまいち理解してないので,不確かかも知れませんけど,これって要するに「微小ダイポール」ですよね.記事にあったヘルツアンテナってのも,一般的に電波工学の世界で使われている用語ではないと思うのですけど,EHアンテナ自体が,ヘルツが電波の実在を実験で証明した時点でのアンテナ(のようなもの)に類似しているように思います.そうなると,第3世代どころか,第0世代(*)と言えるような気が....苦笑(マルコーニが実用化した段階(大西洋横断通信)でモノポールになったわけです)

いずれにしても既存の理論または技術の範疇を出るものではないと私は思うのですが....まあ信者も多いらしいですし,アマチュアは飛ばしてナンボ(理論はどうであれ,交信できれば正解)ですから,このくらいにしておきましょう.
(*)アンテナ工学の世界では第#世代という言い方はしませんが,記事に準じてみました.
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Commented by unknown at 2009-01-21 17:39 x
そのとうりただのアンテナであって、全く新しい原理が適応されたものではありません。全く話になにらないデタラメ理論を展開しているにすぎません。Ted Hart氏はまるで電磁気学を理解していません。
Commented by jq1ocr at 2009-01-21 17:47
このエントリも実は最初はもっと詳しく書いていたのですが,あまりやりすぎるといけないというOMのアドバイスでやんわりオブラートしてます.外堀を埋めるのも少しずつにしてますが,科学者の良心との狭間で揺れ動いております.苦笑
Commented by unknown at 2009-01-21 22:07 x
そもそも日本では特許としてみとめられていない。どうも予備審査で拒絶されたのじゃないか。その後審査請求もされていない。
 ヘルツアンテナからはっせられる電磁界が1/3波長離れた所で電磁波が合成されるなどというとんでもない珍説を披露すしいる。まったく馬鹿にしている。
Commented by jq1ocr at 2009-01-21 22:59
1/3波長云々はよく見てませんが,放射電磁界が支配的になるという話と勘違いしているのでしょう.いずれにしても電磁気学を勉強した人にはトンデモだということはすぐ分かるわけですが.
Commented by unknown at 2009-01-21 23:27 x
電磁気関係の書物は間違いが以外に多い。特に電磁界図は誤りが多い。これを信じてしまった結果このとんでもない理論が出来あがったような気がします。ある意味Ted Hart氏も被害者かも。
Commented by jq1ocr at 2009-01-21 23:42
私が目にする電磁気学関連の書物は教科書として使用するためのもので,初版では typo 程度のものがありますが,根本に関わる大きな間違いはあまりないように思います.電磁界図の件は鎖のアレでしょうか.まああれがそのまま現実を表していると考える人がいると危ないですね.
Commented by unknown at 2009-01-22 08:01 x
一番気になるのは、ダイポールから発せられる電界図です。左右エレメント間の電界を電磁波の電界成分となるような書き方の本が昔から多い。この頃は直ってきたような気がする。ある有名な学者の書いた本でも若い時と年取った時とでは違い修正されている。エレメントから垂直に電界が発せられるから電磁波の進行方向と同じになってしまう。この図から1/3波長離れた所で電磁波が合成されると思ってしまったのではないか。
Commented by jq1ocr at 2009-01-22 11:27
具体的にはどのような図でしょうか?
Commented by unknown at 2009-01-22 17:17 x
ダイポールから電磁波がどういう様子で発生するかについて説明するのによく出てくる図です。CQ誌上でもEHアンテナの電磁界図が紹介されているでしょう。あのたぐいの図は間違いが多い。あういう図に示されている電磁界が電磁波の電界成分磁界成分と解釈されている場合が以外と多いのです。古い本にも多いのです。
Commented by jq1ocr at 2009-01-22 18:08
CQ誌は普段買っているわけではないので,unknownさんのおっしゃる図と適合しているかよく分からないのですが,例えば私の持っている数少ないCQの中で見ると,2008年12月号のp.100,図4のことでしょうか?もしこれだとすると,これは相当やっつけな痛い図ですね.苦笑 ただ,この図からは1/3波長云々の話は誘導できないので,もしかして違う図でしょうか.個人的には場をあのような単純な平面図で表すのは結構難しいので,数式で記述するのがもっともわかりやすいと思ってます.
Commented by unknown at 2009-01-22 18:37 x
仰るとうり数式を使えばよいのですが、アマチュアにはなかなか理解出来ない。だから正確な電磁界図が重要なのです。これらの図からまずシリンダやエレメントから垂直に電界が出ていいる。電磁波の進行方向と同じになっしまうから、進行方向に対して垂直に見えるのがある程度アンテナから離れた場所になってしまう。こういう事を1/3波長と適当に推測したのではないかと思うのです。あの手の図はあっちこっちの本に形は多少ちがっても描かれている。
Commented by jq1ocr at 2009-01-22 19:11
えーと,この線の話ですけど,電磁波の進行方向は,その線に対して垂直ですよね.エレメント方向へ放射される大きさは0ですが,それから少し外れると成分を持ちますので,この図から進行方向へ成分を持つように読み取れるのはおかしい,というのは合ってないように思います.文章でのやりとりなので,お互いに誤解があると申し訳ないのですが,いただいたコメントからはそういう印象を持ちました.

極座標表示すると,電場はφ方向(エレメントに対して垂直な面)はないけど,θ方向とr方向には成分がありますよね.これをカーテシアン座標系で示した場合,x軸上(原点を給電点に置き,x軸はエレメントと垂直方向にとる)ではx軸方向に成分はありませんが,x軸から外れると,x軸方向の成分はあるので,もしx軸=進行方向としてお話しされているのであれば,ちがうかなと思います.
Commented by unknown at 2009-01-22 22:39 x
仰ることは分かります。X軸からはずれるとX軸方向に成分があるにせよエレメント極近傍でエレメントから垂直(つまりX軸に平行方向のみ)に発しているのはおかしい。むしろX軸に平行方向成分は小さいはずでエレメントに対して平行に近いはずでしょう。
Commented by jq1ocr at 2009-01-23 01:17
うーん,どの図のことをおっしゃっているのか分からないので,なんとも言えません.すみません.

>むしろX軸に平行方向成分は小さいはずでエレメントに対して平行に近いはずでしょう。

と,おっしゃられましても,私が描いた図ではないので,いかんともコメントしがたく....
by jq1ocr | 2009-01-09 22:16 | 徒然話 | Comments(14)