アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

カテゴリ:宝石研磨・鉱物( 22 )

デイライト蛍光灯

宝石の色を一定の環境下で評価したいということで,妻がデイライトの蛍光灯を買ってきました.所属している学会の斡旋だったようですが,それが英国の学会なものですから電源プラグが BF タイプで 240V と書いてあります.

ところが家にある変圧器が壊れてしまい,どうしよう?とのこと.見ないと始まらないので開腹.
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結構重かったのでてっきりトランスでも入っていてタップで変えられたらいいなと思ったのですが,なんと入っていたのはおもり(右の黒い塊)でした.苦笑

左を見ると Electric Ballast とあります.電子安定器ですね.回路を見ると 100V へ変えられるようには出来ていなそうです.仕方ないので秋月の安定器を買ってきてみました.この製品は2線しか結線されていませんが,秋月のは4線なので直接蛍光管につないでテストしたら点灯しました.
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安定器は 10W 仕様,蛍光管は 13W ですが,まあ大丈夫そうです.

組み上げて完成.
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240V の安定器と,BFプラグ付きの電源コードはサヨナラですので最後の晴れ舞台.
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by jq1ocr | 2017-03-06 21:40 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

メノウでコール

研磨して出てきた模様が文字に見えるものを選んできたそうです.
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by jq1ocr | 2013-12-13 07:40 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

ピックハンマーを考える

石は私ではなく元々が妻の趣味ですが,宝石だけでなく鉱物にも興味を広げているようです.で,今夏の渡道では北海道ならではの鉱物を見つけたいとのこと.でもツーリングですから大きな標本は持って帰れないのでピックハンマーが欲しいというので調べてみました.

この世界では標準的に使われているのが米国イリノイ州にある striking tool 専業の Estwing 社の製品らしいです.比較調査した訳ではありませんが,国産のピックハンマーは,はつることを主目的にしているようで硬度が高いようです.geological 用途には少し柔らかめがよいことと,one piece だと抜けることがなく気を遣わないで済むので,とりあえず1本目の rock pick としてはこれを選びました.
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Estwing pointed tip rock pick E3-14P
私が使うならハンドルは革巻きにするところですが,日本で買えるラインナップに妻にちょうどよい重さのモデルがなかったのでした.さて使い勝手や如何に?
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by jq1ocr | 2013-07-31 21:40 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

分光器

分光器というのは入射光のスペクトルを分解して表示する器具で,宝石鑑別では白色光(連続したスペクトルを持つ光源)を石に通した後の光を分析することで,その石に含まれる元素に特有な吸収線を見ることが出来ます.これによって石の種類の同定を行うわけです.うちにあるのはこんな感じ.
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ちなみに使い方的に逆になりますが,これで光源のスペクトルを見ることも出来ます.例えば蛍光灯などは白色光ですが,実はスペクトルは連続ではないことが分かります.
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デジカメで撮るのは難しいですが,実際に分光器を目でのぞくと,この写真の明るい部分が細い線スペクトルになっていることが分かります.同じ白く見える光でもスペクトルで見ると全然別物だったりして,人間の目の仕組みでうまくごまかされているわけですね.まあこれによってテレビとかはうまく表現できていると考えることも出来るわけで....笑
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by jq1ocr | 2011-12-28 08:31 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(3)

鑑別

宝石を鑑別するには単に見た目だけではなく,見ただけでは分かりにくい物性を利用した方法も併用されます.例えば,結晶構造の違いにより,光を透過させたときに偏光面がそのまま出てくるものや,内部で偏光面が回転するものがあります.これをそれぞれ単屈折(Single Refraction),複屈折(Double Refraction)といい,偏光器を使うことで識別が可能です.
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中身は実は簡単で,下の箱の中に光源があり,石を載せる下に固定された偏光板が入っています.上の回転できる偏光板と,石を載せるガラス板を回転させることでこれらを識別することが可能です.

あとは屈折計を用いて屈折率を測定します.
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光源を接続し,スコープをのぞくと中にスケールが入っていて,石をセットしてみると,そのスケール上に明るいところと暗いところができ,その境目の値を読み取ることで屈折率が分かります.ただし一つの屈折計で測れる屈折率の範囲は限られていて,うちにあるものだと約1.8を越えると測ることが出来ません.なお光源としてはナトリウム光が最も適しているそうです.(多分測定がその波長で行われているということだと思う)

ちなみに複屈折の石の場合は,細かく石を回転させながら屈折率を測定します.その最大値と最小値の差も複屈折率といい,物性として鑑別に利用されます.

もちろんこれだけで同定できないものもありますが,ある程度はこれだけで鑑別することが出来ます.ぱっと見同じように見える宝石でも,こうして種類が同定できると,また楽しいですね.(仕事にはしたくないけど.笑)

気が向いたら実際に鑑別するプロセスをお見せしたいと思います.
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by jq1ocr | 2011-06-04 07:22 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

ファセッタ

新しいファセッタがやってきました.
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なるほど,もともとはこんな色だったか.笑 しかし,細かいところがマイナーチェンジしていたり,前の方が各部のあたりがついていたりと使いやすい感じがします.こういう道具はここから時代をつけていかないといけないですね〜.笑
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by jq1ocr | 2010-04-28 23:25 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

fluorite crown 途中経過

crown #1200 まで.
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by jq1ocr | 2010-03-07 00:40 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

fluorite

欠片を使ってリハビリです.作業前 15.3 cts.
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ちょっと採り方の難しい形状,なおかつドップで間違えた(直せよ,という声も聞こえますがこれで断行)ので,かなり小さくなると思います.
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by jq1ocr | 2010-03-04 08:42 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)
第二回は sphene(スフェーン)です.
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sphene; titanite
13.74 cts/3pc, India
CaTi[O|(SiO4)], also (Ca,REE)-(Ti,Al,Fe)[(O,OH,F)|(SiO4)]
H=5-5.5, D=3.48-3.60, Np,m,g=1.843-1.950, 1.870-2.034, 1.943-2.110
きれいにカットするとダイヤモンドに勝るとも劣らない輝きを楽しめる石です.私にはしばらく無理だと思います.
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by jq1ocr | 2010-02-22 23:18 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)
私のささやかなコレクションから少しずつ紹介するコーナー.第一回は iolite(アイオライト)です.
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iolite; cordierite
11.91 cts, India
(Mg, Fe2+)2(Al2Si)[Al2Si4O18]
H=7-7.5, D=2.60-2.66, Np,m,g=1.534, 1.539, 1.542

この石の特徴は多色性でしょう.見る角度によって青かったり無色だったりハニーイエロー(グレイがかった黄色)だったりします.カットする場合にはサファイヤのような紫青になるようにすることが多いようですが,かなり採り方が難しいです.これはどうカットしようかなぁ.
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by jq1ocr | 2010-02-21 18:17 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)