アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

カテゴリ:マイコン・電子工作( 268 )

方向性結合器を作る

GigaSt で反射特性をみるために方向性結合器を作っています.買うのも手ですが,少々事情があって作ることにしたのです.とりあえずマイクロストリップ線路タイプを試作しようと思って,線路間(gap)を 0.1mm にしてみました.
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a cross section of a directional coupler

方向性結合器はポートが3以上なので,隣接するコネクタとの間隔を考えなければなりません.だからといってストリップ線路は直角に曲げると不連続点が出来るために悪影響があります.そのため,基板に対し線路を斜めに配置して,端末につけるSMAコネクタにつながる線路を基板に対して直角にするようにしました.
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top view of Directional Coupler with four RF connectors

感光基板を使うので,それ用のフィルムにプリントアウトするのですが,今使っているインクジェット(BJ-S700)では0.1mmって結構厳しいようです.特にコネクタをうまくつけるために線路を斜めにすると,0.1mmのギャップはつぶれてしまいます.調べてみると,もうこのプリンタも8年くらい前のなんですね.
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BJ-S700
今風のプリンタだと分離できるんでしょうか?
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by jq1ocr | 2009-05-20 20:52 | マイコン・電子工作 | Comments(3)

GigaSt v5 on Fusion

Hさんによると,結構使えるという話なので,早速 Fusion 評価版を入れてみました.で,その上で GigaSt を起動してみたのがこれ.
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スイープがイレギュラーになる瞬間があって(エラーっぽいシステム音が出る),そのときには所々に線スペクトル(ノイズ)が見えますが,2スイープ目からは静かになります.これは Fusion 上で動かしているからなのか,GigaSt の特性なのかは比較していないので分かりません.GigaSt 自体の動作確認は 430MHz FM のハンディ機でやってみました.431.86MHz で送信.
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マーカーで確認してみたところ周波数も正確なようです.

Fusion は思ったより便利に使えそうなので,アカデミック版でも買おうかなと言う気になりました.
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by jq1ocr | 2009-05-19 08:45 | マイコン・電子工作 | Comments(1)
分かる方はすぐに分かったと思いますが,物体Xというのは GigaSt v5 でした.暫定使用ができる程度にケース加工が終了です.とりあえずラベルを貼っておきました.暫定とかいいつつ,このままになりそうな雰囲気ではありますが.笑
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先日同じく林檎國住人のHさんから Fusion がなかなかよいという話を聞きましたので,これのために入れてみようかとも考えています.私が窓を使うのは zLog か N1MM くらいだったので,それなら Boot Camp で十分だったわけですが,この場合は再起動が必要なので,ちょっと使いたいという時には面倒なんですよね.その前に GigaSt のほうを使ってみないといけませんね.笑
【参考】 本体のケースにはタカチの KC5-13-15GS,ノイズジェネレータには同社製の TD4-6-3N を使用しています.またスイッチには LED 内蔵のミヤマ製 DS-850 を使いました.
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by jq1ocr | 2009-05-18 02:09 | マイコン・電子工作 | Comments(0)

ケース加工中

愛知からの物体Xですが,現在ケース加工中です.あとは面倒な角穴が残っています.
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左は KC5-13-15GS,右は TD4-6-3N(いずれもタカチ)です.本当は左は MXA (丸形モバイルケース)にしたかったのですが,仕事帰りに秋葉に駆け込んだときには,ケース専門店が閉店していたのであきらめました.まあこっちの方が多分安いし,一回り小さくなるのでよいことにします.
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by jq1ocr | 2009-05-15 22:11 | マイコン・電子工作 | Comments(0)

物体X着弾

見る人が見るとすぐ分かってしまう物体Xが着弾しました.
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ケース加工して使えるようにしなければ.....インプレはまたその後で.
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by jq1ocr | 2009-05-13 07:11 | マイコン・電子工作 | Comments(2)
先日作ったダミーロードですが,VNAが戻ってきたので測定してみました.
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製作したダミーロード

同じ構造で4つのダミーロードを製作しましたが,それぞれ100MHz〜6.1GHz まで VSWR を測定したところ以下のようになりました.
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VSWR under 6.1GHz

これを見ますと,すべて 2.4GHz どころか 5.6GHz でも使用可能だと考えられます.uncal ながら,上の方も見てみたところ,VSWR ≤ 1.5だと 10GHz まで,VSWR ≤ 2 であれば13.7GHzまでのびています.ターミネータ本体の保証帯域は 4GHz までなのですが,このように作るとかなり上の方まで使えるようになるようです.「何もしないと 1GHz くらい.どこまでのばせるかはシールド次第」というアドバイスをお店の人からもらいましたが,シールド無しでもこれだけの特性が得られるのであれば,シールドをつけなくてもいいかなと思いますので,これで使っていくことにします.期待したより特性が良くて喜んでいます.

しかし,BIRD 43 で測るのとずいぶん違いますが,精密な測定をするのに必要な適切なスラグが入手できていないので,こちらの VNA による結果の方が正確な値かと思います.あとは温度特性がどうかということも検討しないといけないかも知れません.(VNAでは温まるわけではないですが,実使用時には温まりますからね)
【参考】ここで使用したターミネータは米国 Component General 社製の CBT-40 で,DC-4GHz, 40W まで使用可能と謳われています.秋葉ではラジデパ3階の斉藤電気商会で 3570円です.ちょっと高いようですが,この性能なら悪くないと思います.(誰が作ってもこの特性が出るという保証はありませんが,ある程度 RF 系工作に慣れた人なら,同等以上の性能が出ることでしょう.)ちなみにここで使ったヒートシンクは熱設計もせずに秋月で適当に買った物ですが,検索するとこれが該当するようです.値段は百円です.
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今回使用したヒートシンク

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by jq1ocr | 2009-05-07 22:50 | マイコン・電子工作 | Comments(2)

PIN diode attenuator

以前測定に使おうと思ってアッテネータを作っていたのですが,電源がいるなぁと思ってしまい込んだまま,すっかり忘れていました.
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PINダイオードを使ったもので,電圧で減衰量を制御できます.で,今日はその電圧源を作りました.電圧が二種類必要なので,こんな感じに仮組しました.
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動作試験するのには普通のボリュームを使いましたが,ちゃんと動くことが確認できたので,実際に使用するときはポテンショメータを使うつもりです.本体とダイヤルは別売りですが,周波数によって制御電圧と減衰量の関係が変わるので,ダイヤルを使わないと校正データの作成が面倒になるためです.とりあえず,これも VNA が返ってきたら測定したいと思います.

ちなみに一度校正データを作ってしまえば,これとマイコンを組み合わせてステップアッテネータ(もしくはある範囲で任意の減衰量を指定)を作ることも可能ですね.あれば便利だけど,すぐいるわけではないので,将来への宿題にします.
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by jq1ocr | 2009-04-30 21:00 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
ヒートシンクを買ってきたので,こんな感じに作り上げました.
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1mm厚の銅板を基板ごとターミネータにつけて,その銅板をヒートシンクに取り付けました.

ちなみに工作時の失敗の話.同じものを4つ作るので,穴の位置を合わせようと銅板を4枚重ねてドリルであけようとしたら,ドリルの歯が折れました.銅はねばるので,ドリルにからみつき折れたのだと思います.3mmφくらいだったら大丈夫かも知れませんが,無理をしないで下穴を1mmにしようとしたら,ドリルが細すぎました.というか,そういう解決ではなくて,そもそも面倒くさがってこんなことしちゃダメってことですね.苦笑 重ねて穿孔すると,いずれにしても削りカスが板の隙間に入ってしまうので,太ければ大丈夫ということにもならないかも知れません.

さて,組み上がったダミーロードは特性を測りたいですが,VNA がお出かけしていて,手元にありません.仕方ないので,無線機につないで測ってみたのですが,430MHz 以下は VSWR が1ですが,1.2GHz になると 1.5 くらいのようですが,43 で測っており,手持ちスラグの関係で低電力が測れないので,正確ではありません.また 2.4GHz は送信機が無く,試しに SG につないでみましたが,そもそも VWSR が測れるほどのパワーが出ないのでした.FWD はなんとなく振れるくらい.REF は全く分かりません.当然ですが.....苦笑
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VNA が戻ってきたら,また報告します.
【追記】現時点ではシールドしていません.特性をとったらつけて比較したいと思います.
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by jq1ocr | 2009-04-30 20:55 | マイコン・電子工作 | Comments(0)