アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


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【電鍵】 Bencher JA-2

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Bencher BY-2

自宅用のパドルはベンチャーの BY-2,車載には下の JA-2 を使っています. JA-2 は BY-2 と比較するとバネのテンションを写真左方のネジで調整できるようになっており,BY-2 にはこの機構がありません.なくてもそれほど不便はありませんが,この調整ができるということは,使わない時には簡単にテンションを低くできるので,バネのヘタレが遅くなるかも知れませんね.ちなみにこの機構は日本の代理店であるケスラー貿易オリジナルのもので,日本仕様にだけついてます.
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Bencher JA-2

始めてパドルを使うようになった学生時代は,そこのクラブ局にあった BY-2 を使っていたので,やはりパドルは Bencher が使いやすいと感じます.キーヤーは基本的に無線機に内蔵されているものを使っていますが,ついてない無線機には JA1HHF 日高OM(http://www.hi-ho.ne.jp/hida/) 設計の PIC キーヤーを下のように製作して使っています.(コンパクトに作り込むのが好きです.左の電池は単3で大きさ比較のために置いてます)
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PICキーヤー

操作は学生時代に教えてくれたクラブ局の先輩が左打ちを勧めてくれたので左ですが,そこに置いてあったキーヤーは右打ち設定だったので,親指が長点,人さし指が短点です.クラブ局では他の人が使ったキーヤーの設定をわざわざ変えているとコンテスト中などは特に手数だし,慣れてしまえばこの設定でも全く問題ないし,多数派(A1 Club による調査では 45.8% (n=273))の右打ちにも迷惑をかけずにすみます.私と同じ組み合わせの方は同調査では 22% なので,合わせると約8割は同じキーヤー設定(R-dash, L-dot)でよいことになります.
余談ですが,このようなダブルレバーをシングルと同じような使い方(要するにスクイーズしない)で打ってるローカルを見て器用だなぁと思いました.hi スクイーズすると運指頻度が低くて済み便利だと思うのですが,教えてくれる人が周りにいると得ですね〜.
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# by jq1ocr | 2007-03-29 17:35 | 工具・道具 | Comments(0)

【電鍵】 Sweden Key

父が使っていた電通精機の電鍵は実家においてありますが,今のシャックにも縦振がいるなぁと思って買ったのがこれです.
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Lennart Pettersson 社製の元祖スウェーデンキーですね.シリアルは #6712.ちょっとした木の箱に入ってきまして,もったいなくて捨てられません.こんな箱ついてなくていいから,その分安くしてよと思ったりして.hi 買ったは良いけど,滅多に QRV しない CW で使っているのは,このシャックでは主に Bencher BY-2 だったりします.HFのアンテナがまだちゃんとしてないので,実際に使われるのはいつになるかなぁ?

ここの説明では以下のように書かれています.
「スウェーデンキーはどっしりとしており,ヨーロッパのキーイングスタイルに適し,誰もが楽しく使えるものです.一度この重厚な電鍵を使えば,ほとんど容易く操作でき,すぐにスムースで流れるような感覚を理解することでしょう.テンションはキーの前方にある一枚の板バネまたはトーションバーによって掛けられ,上にある大きな丸いノブで調整が可能です.接点は電鍵の後方にあり,伝統的な " on/off " キーイングか, "make-and-break"(送信状態にある時受信回路が開放になる)のどちらかに合わせられます.(注:按下してonになるか,按下してoffになるかを選べる)キーは重りが仕込まれた仕上がりのよい濃い色の硬木(マホガニー)に取り付けられており,メーカーのロゴとシリアルナンバーが電鍵前面のプレートに彫刻されています.台の大きさはおよそ4インチx2インチ (約10cm x 5cm)で高さが1.5インチ(約4cm)です.全体の大きさ(台の後方からノブの前まで)は,長さ19cm,高さは7cm程度で重さがおよそ800gとなっています.」

ちなみに縦振は他にハイモンドなども持っていますが,これらに比べると小さくて軽いです.個人的な現在の嗜好では,もっと重いほうがいいかな?と思ってます.
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# by jq1ocr | 2007-03-29 17:22 | 工具・道具 | Comments(2)

秋月改装中

S君が仕事関係の打ち合わせをしたいというので,昼に秋葉で待ち合わせ食事をした後,秋月に行きました.店舗は工事中でこんな感じになっています.(写真はS君に撮ってもらいました)
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中をのぞくと以前の倉庫部分(奥の方)まで店舗になるような感じに見えます.本当はどうなるか分かりませんが.4/1には新装開店のはずなので楽しみですね.ちなみにその斜向かいにある仮店舗はこんな感じです.
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これが意外と広かったりします.テントですが,雨風はしのげるようになってるし.いっそ,このまま店舗増やしません?と提案してみたい.hi 部品の配置が前の店舗と似てるのも面白いかったです.ちなみに今回買ったのは白色LEDなどです.18cdとなっていたので,おっ?と思いましたが,ビーム幅が書いてないのでほんとに良いかは分かりません(狭角の可能性が極めて高い).マグライトの改造に使おうと思ってますのである程度広いほうがいいのです.ちなみにVF=3.0-3.6Vとずいぶん幅がありますができればパラで使いたい.一本では3D(4.5V)で45-75Ωくらい直に入れないといけません.特性とって合わせないと,ぎりぎり設計では危ないかな?
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# by jq1ocr | 2007-03-29 02:26 | 徒然話 | Comments(0)

ARRL Life Member Plaque

片づけをしていたらこんなものが出てきました.
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これは ARRL の Life Member になると贈られる plaque (楯かな?)です.重い木に金属のプレートがはめ込まれた,いい作りです.他にも金のバッジとかももらったと思いますが,どこにあるか分かりません.苦笑 日本の JARL もこんなのくれたら嬉しいけど,財政再建が先ですね.
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# by jq1ocr | 2007-03-29 01:21 | 徒然話 | Comments(0)

シャック紹介

そういえば自分の固定局のシャックの写真をアップしてないですね.以前車での移動のは載せましたけど.で,探してみましたが,いい写真がないのでさっき撮影してみました.散らかってますので,あとで格好良く撮って入れ替えようかなと思ってますが,一応.
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リグ
Kenwood TS-790S (144MHz〜1.2GHz)
JRC JST-245HF (HF〜6m)

アンテナ
HFはバタフライアンテナ(HF5B)を去年から建設,調整中(苦笑),さらに張れば AH-4 + LW は可能ですが,まだ付けてません.2m以上は X6000(だったかな?)があがってますので,QRV可能です.

電鍵
Bencher BY-2
Lennart Pettersson Sweden Key 等

実は実家にも固定局を開局しています.こっちの写真は確か1987年くらいのCQに載ったことがありますが,それからあまり変わってません.自分はかなり変わったかも知れませんが.hi
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# by jq1ocr | 2007-03-29 00:57 | 無線設備・レストア | Comments(0)

電界強度計

電界強度計です.これはアンリツの ML518A というモデルで 25-520MHz が測れます.
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オプションに MH650A というのがあって,これがあると 1.7GHz まで測れるようになるので欲しいなぁと思っています.電界強度測定範囲は最低値: 34〜42 dBμV/m(25〜520 MHz),最大値: 120 dBμV/mです.
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# by jq1ocr | 2007-03-29 00:47 | 工具・道具 | Comments(0)

スペクトラムアナライザ

オシロの次に欲しくなる測定器といえば,スペクトラムアナライザ(スペアナ)ですよね.うちにある(私物という意味)唯一のスペアナはアドバンテスト社製の U4941 という可搬型です.オプションにより電池で動くようにも出来るため,フィールドアナライザと題されていますが,うちではACパックしかないので普通の固定機と同様にしか使えません.長所としてはモニタが液晶なので従来型に比べると軽いです.最高 2.2GHz までなので, 2.4GHz 帯には届きませんが,そこそこ使えます.下は 9kHz です.
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# by jq1ocr | 2007-03-29 00:24 | 工具・道具 | Comments(0)

オシロスコープ

信号を見るにはオシロが便利ですね.現在は PC に付けるような A/D 変換器も安くなり,オシロが無くても PC 上で波形を見られたりしますから,持ってない人も多いでしょう.AF帯域ではサウンドカードから入力することさえ出来るわけですからね.でも使い勝手を考えるとオシロ自体を持っていたほうが便利です.私が主に現在使っているのは岩崎通信機の DS-9121 という 100MHz 帯域のもので,プリンタも付いていて波形も出力できます.ただ大きいんですよね.今は液晶画面でコンパクトなのが安くなっているので,これから買う人はそういうのを選ぶのが正解.まあこれでも仕事場にある 40GHz なんていうスーパーマシンに比べたらコンパクトですが.hi あ,そうそうまともなプローブは結構高いですから予算を組むときは忘れないようにしましょうね.(経験者は語る.hi)
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# by jq1ocr | 2007-03-29 00:16 | 工具・道具 | Comments(0)

テスタ(マルチメータ)

みなさんも日常的によく使う測定器の一つにテスタ (Multimeter) がありますね.私が主に愛用しているのはアドバンテスト社製の R6341A という DMM (Digital Multimeter) です.
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これはなかなかいいです.形こそハンディですが,精度は固定機(というか分からないが)並です.実は定価も高くてあまり売れず,すぐにディスコンになってしまった隠れた名(迷)機です.

テスタにはアナログとディジタルがありますが,それぞれ適した使い方があります.例えば測定量が変化していく,その変化を見るような場合にはアナログの方がいいし,ある程度速い変化をするときにそのピークを見たいという場合はディジタル(以下,DMM)が有利です.また一般には DMM は入力インピーダンスが高いので,電圧を測る(並列に入れる)場合,被測定回路へ与える影響が小さくて済むという利点があります.現在では DMM の価格も下がり,どちらかというと DMM の方が有利なことが多いので,初めてテスタを買う人は DMM を選んでおくのもいいかも知れません.正負を間違っても DMM なら壊れることはありませんからね.ただし DMM に慣れると,アナログを使ったときに,逆接やオーバーレンジなどの事故が起きやすいかも知れないので,やはり基礎はアナログでつけたほうがいいかも知れません.
そうそう,どちらも安価なものも売ってますが,これらの精度は特に電流を測るときはあてにならないようです.目安としての使い方ならいいのですが,「測る」ことを目的とするなら,良いものを買ったほうがいいでしょう.
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# by jq1ocr | 2007-03-29 00:12 | 工具・道具 | Comments(0)

プライヤ

掴み物はクニペックスに決まってる!という人は多いと思います.プライヤ専門メーカだけあって,細かな配慮がなされていますね.私も機械系工具としてのプライヤはほぼクニペックスを使っています.(一部の車載工具に KTC を使ってますが) 

ところで最近出たプライヤレンチは逸品ですね.
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これを見ればすぐ分かると思うのですが,回転方向に力を入れると,その一部が掴み込む力になるような構造になっているのです.これはいいですね!ただクニペックスのウェブページを見ると,反対方向に回したときに緩んでラチェットのような動作ができるので,普通のスパナのようにネジをセットしなおさなくても回転させられるという言い方になっています(*).なるほど,こういう使い方も出来るのですね.おまけにねじとの接触面も平行に動くようになっていて,仕上げが滑らかなのでクロムメッキされたものでも傷を付けにくくなっているようです.まだ買ってませんが,よい評判は聞きますので今度買いたいと思います.

(*)ニュアンスが伝わらないかも知れないので,原文も引用しておきます.
Thanks to the lifting action of the gripping jaws, the plier wrench works according to the ratchet principle: unlike the spanner, it does not have to be removed from the material before re-use.
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# by jq1ocr | 2007-03-28 00:41 | 工具・道具 | Comments(0)

ハンダを選ぶ

まず結論から言いまして,電子工作ならこれを買っとけ!間違いないからという定番は以下の製品です.
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日本アルミットの KR-19RMA です.入手もしやすいし,他の製品と比べて非常に高いということもありません.そもそも趣味で工作する程度なら大した量にもなりませんから,良いのを買っておくのが良いかと.千石では 100g 巻で \1k 位だったと思います.

さてハンダというのは基本的には錫(Sn)60%と鉛(Pb)40%の合金です.この比だと溶け始める(固相温度)のが183℃,完全に溶ける(液相温度)のが 190℃となります.すなわちこの間の温度においては固体と液体の両方が存在することになります.比を上手に調整すると(具体的には Sn62%, Pb38%),この間の温度がなくなり 183℃を境に固体と液体が完全に分かれます.これを共晶ハンダと言います.逆に固相温度と液相温度がかなり離れていると,温度が下がって固化するときに,ミクロに見ると場所によって組成が一様にならないらしく,機械的強度も下がります.古代より錫6割,鉛4割という比でハンダは作られていたそうですから,融解温度が低く(扱いやすく),かつ強度もそこそこあるということを経験的に知っていたのですね.

ところで現在市販されているハンダはこれらの金属だけではなく,フラックスも数%含まれています.フラックスの役割は主に金属表面の酸化膜を除去し,母材金属とハンダとの間に合金層を形成しやすくすることです.これは非常に重要で,入手可能であれば全くフラックスのないハンダで作業してみれば分かります.上にあげた KR-19RMA の利点はこのフラックスにあります.普通のフラックスは残留していると経年変化で金属を腐食します.しかし KR-19RMA に使用されているフラックス(末尾の RMA がフラックスの性質を表しています)はあまり攻撃性が高くないようで,これを使うようになってから工作後時間が経ったものでも腐食を発見することがなくなりました.他には RA タイプがあります.これも「無洗浄タイプ」と書かれていますが,フラックスの力が強いので長期にわたる使用を考えると洗浄したほうが無難かも知れません.なお腐食性のフラックスを使用している場合は必ず使用後に洗浄する必要がありますが,板金に使われることが多く,一般的に電子工作用で市販されているハンダは無洗浄タイプ(非腐食性フラックス使用)のようです.

ハンダ付けの際は以下のようにすると良いです.(人工衛星を作っているメーカーの職人さんから聞きました)

1.まず母材(基板やリード)にコテを当て,温める
2.ハンダ付けの箇所にハンダを少し入れる
3.ハンダを離す
4.ハンダが回り,フラックスの煙が無くなる程度の時間待ち,コテを離す

1,2,3,4とほぼ同じ時間間隔で作業します.RMAの場合はハンダが回れば煙が無くなる前に止めてもよいと思います.ちなみにうまくハンダが回らなそうだったら,3と4の間にちょっとだけハンダを足す方法もあるそうです(フラックスを供給する意味がある).しかし他のハンダに比べて KR-19RMA はハンダの乗りがよいのか追加することはほとんど経験していません.また入れる量も少なくて済んでいます.

良いハンダ付けには,なによりまず母材(基板と部品のリード)の表面が酸化してないこと,指紋などの汚れもなくキレイな状態であること,ハンダ自身も表面が酸化していないこと(ハンダは古くなると表面が酸化してくるので,使用頻度がそれほど高くなければ100g巻きかそれより小さいものを使うのが良い方法です),そして半田ゴテのコテ先がキレイなことが必要です.ハンダ付けする直前にコテ先を濡れたスポンジ(コテ台についてますよね)で拭くのはお約束ですね.コテの方にも半田付けを上手にするコツがありますが,それは先日書きましたので,良かったらご参考にされてください.

余談ですが,近年環境問題を考慮して,鉛フリー(無鉛)半田が使われるようになってきました.とはいえ,個人レベルではまだまだ鉛入りがよいかと思います.というのも,鉛はそれだけ優れた特性を持っていて,それを凌駕するのはなかなか困難なのです.鉛フリー半田の場合は錫(Sn)ベースに銀(Ag)や銅(Cu)を数%程度混ぜたものを使っています.鉛(Pb)が入ってないと,合金層の形成がやや難しく(ぬれ性が低いといいます)そのためフラックスも多く入っています.また表面がSn-Pb半田のようにピカピカと光ることもなく,くすんだ感じになります.融解温度も220-230℃程度と高くなり,Pbフリー半田に対応したコテを使う必要が出てきます.工業製品はほぼ鉛フリーに移行していますが,私的な趣味での工作には利点が無いのでまだまだSn-Pb半田が続くと思います.
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# by jq1ocr | 2007-03-27 18:24 | 工具・道具 | Comments(0)

ドライバ

ドライバと言えば日本ではねじを回す工具のことです.英語では screwdriver と言いますね.ドライバの仕事といえば当然ですが,如何にねじを舐めずに回すかということになります.これには二つのアプローチがあり,一つはビットを滑りにくくさせること,もう一つはビット(ドライバの先端部)形状をぴったりあうように設計製造することです.前者の代表格は Wera(ヴェラ) のダイヤモンドチップドライバでしょう.または ACR (Anti-Camout Ribs 又は Anti Comeout Recess) というギザギザをビット先端につけたものもあります.後者で有名なのは PB Baumann (最近は PB Swiss Tools と言うらしい)です.また日本製だと ANEX も有名です.ただビットを比べると日本製の多くは黒っぽいのに対して,PB は赤茶けた感じです.これは PB のビットにはバナジウムが多く含まれるためで,これにより粘りが強くなります.そのため欠けにくく寿命も長くなります.え?先端まで同じ銀色?それはやめたほうがいいかも知れませんね.使っているとあっという間に刃こぼれして,いずれねじを痛めてしまう結果になります.仕事で使う人はPBでさえ消耗品だといいますからね.私は PB ファンなのでドライバは主に PB を使用し,かつ布教していますが(hi),よくビットの良さを語るために,「壁のねじに押し付けると,ドライバが落ちてこない」なんて言うのですが,実際に見せないと説得力がありませんよね.で,やってみました.(#2 Phil.)
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ね,ほんとでしょ?タネも仕掛けもありませんし,ビットはもちろん着磁していません.今まで PB を使ってなかった人も欲しくなっちゃったんじゃないでしょうか.hi

しかし PB もいいことばかりではありません.なんでも柄の部分のプラスチックに,環境ホルモンの問題などを考慮して植物原料を使っているらしいのです.で,それがクサイ!工具箱に密閉しておくと,次に開けたときびっくりする臭いで,毎日使わない限りは,逆に風通しの良いところに置いておくほうが気になりません.中にはこの臭いが好きだという人もいるそうですが....hi でも最近出たのは臭わないらしいので,誰かためしてみませんか?hi

昔からあるのはこのクラシックタイプです.これは臭います.
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次いでもうちょっとトルクをかけたいときに使うマルチクラフトです.これも臭います.
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最後はスイスグリップ.表面が柔らかい感じになっているようです.これは持ってないので分かりませんが,臭くないらしいです.
【3/28 追加情報】そういえば hex のスイスグリップを持ってました.臭いを確かめましたが臭くありませんでした!ただし表面がさらっとした感じで柔らかく,注油された部品を扱うような機械系作業だと汚れるかも知れません.
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というわけで,工具箱に入れるならスイスグリップ.そうでないならどれを選んでもいいかなと思います.臭いが気にならないなら,用途によってですね.電子工作系だったら普通はクラシックタイプがよいと思います.

【トリビア】ネジのプラスは英語では Phillips と言います.これは Phillips Screw Companyがパテントを持っており,上記の ACR もこの会社のパテントです.マイナスは standard または slot です.日本ではマイナスはもうあまり見かけませんが,米国ではまだよく使われています.
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# by jq1ocr | 2007-03-26 07:43 | 工具・道具 | Comments(0)

ニッパ

日本語ではニッパと呼ばれますが,英語では cutter と言います.ただのトリビアですね.hi さて私の使っているニッパは下図のものです.
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これは Lindstrom という精密電子工具の世界では有名な創業150年を超える会社の製品です.ここのニッパは断面が特徴的で,まず普通なタイプだと下図のような断面になりますよね.
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これは micro-bevel といいます.刃の強度を考えると,どうしても食い切るような感じになります.まあこれでも構わないことが多いのですが,工作をしているとどうしても他の人と違う仕上がりを求めたくなったりします.笑 で,出てくるのが下図の ultra-flush です.
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さすが Lindstrom ,良い材料を使うことで,このような断面が得られる強度をもつニッパを作れるのですね.ただし,もちろん太かったり堅いものを切れば刃こぼれをするでしょう.カタログによると,もっとも大きなニッパでも ultra-flush タイプだと 1.6mm の銅線までです.micro-bevel であれば同サイズで 2.0mm まで切れますので,ワンランク細いものまでしか切れないわけです.でもまあ電子工作にはこれでも十分足りるかと思います.一味違う仕上がりを求める諸兄にお勧めします.(私は工具屋ではありませんが.hi)
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# by jq1ocr | 2007-03-26 07:36 | 工具・道具 | Comments(0)

半田ごて

A1クラブのMLで話題にあげた半田ごてについて紹介したいと思います.私の使っているものは HAKKO 942 という下図に示すステーションタイプです.
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実はディスコンになっており,これに使用するコテ先も既に入手できないタイプなのですが,コテ先の手で持つところ(黒い部分)の交換部品(ロングニップル)があって,それを使うことで FX-951 などで使われる T12 タイプのコテ先を使用することができるため,今のところ使用するのに問題はありません.しかしディスコン機種の宿命でしょうか,定価が \47k ,実売も \30k 以上していたものが,去年ですがなんと \12k ほどで買えました.これはお買い得です.やはり温度調整タイプはよいですね.ただおまけでつけてもらったコテ先が細い(IL)ので,表面実装チップ部品などにはいいのですが,通常のリードの付いた部品を扱うなら,一回りから二回り太いもののほうが使いやすいです.T12 がディスコンになる前に買っておかなければと思っています.というか,コテ部を共通にしてくれればいいのにと思いますよね.本体は温度コントロールと電源(24V 3A)なので,新しい機種でも中身はあまり変わらないと思うのですが.

既に「工具道」という手段が目的になってしまった本末転倒な趣味を持つ諸兄でも,ステーションタイプは出物でもないとなかなか買いにくい,でも「とりあえず必要なんだ」という場合には下図のコテをお勧めします(実はT君推奨品).
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HAKKO PRESTO 984 です.これは温度調整型ではありません.通常は 20W なのですが,ボタンを押すと 130W になるのです.使用可能温度に達するまで,数分かかったりするのが普通ですが,最初にこのボタンを押せば20秒くらいで使用可能になるようです.コテ先も何種類かあるので便利かと思います.千石で本体が \2,160 ,コテ先は \500弱だったような覚えがあります.

でも最終的にはワット数の大きな温度調整型が一番よいと思います.定電力タイプ(20W とか 25W とか書いてあるもの)は熱平衡(ヒータから供給される熱と放熱のバランス)によって温度が決まります.ワット数の小さいものだとコテ先の熱容量も小さく,使用状態によっては温度が急激に下がってイモ半田になりやすくなりますし,逆にワット数が大きいと温度も高く,部品に与えるダメージが心配になります.ちょうど良いかねあいはあるはずですが,いつも決まった部品を決まった基板に決まったペースでつけるわけでも無ければ,そのかねあいも本当の意味では見つかりません.

ただめったに使わないような人に,現在は高価な温度調整タイプを勧めるのも酷な話です.よく「何ワットくらいがよいですか?」という質問があるのですが,通常のパターンに普通のリード部品をつけるのであれば 25W くらいが妥当だと思います.のんびり作業するなら 20W でもいいかも知れませんが,慣れれば 30W くらいの太めなコテで手早く作業するほうが効率が上がります.でもアマチュア無線の場合は電子部品も付けるしケーブルのコネクタも付けるということが多いでしょう.この場合は電子工作用の 25W に加えて 60W〜80W くらいの二本は最低必要です.小電力のコテでコネクタ(NやM)をつけようとすると最初はDC的に導通しても,時間が経つと接触不良になります.

あとフラックス(松やになどが主成分)を使うと半田がきれいにつきますが,作業後はかならずフラックスリムーバなどで残ったフラックスを除去しましょう.残っていると経年変化で金属が腐食します.普通の作業では半田にフラックスが入っていて,別途用意しなくても大丈夫です.半田付け作業で煙が出ますが,あれがフラックスです.長く使うものならば腐食の心配があるので,煙にならずに残ってしまった部分は除去したほうが安全です.
【2/5/2008追記】QST誌の2006年5月号にこの半田ごての写真が載っていましたので,貼っておきます.
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【5/4/2015追記】昔の記事なのでフォローしておきますね.今だったらこういうタイプがよいと思います.
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これは HAKKO の FX-600 という温調型ですが,amazon でみると 4k 以下で買えます.この値段なら十分お値打ちだと思います.Goot からも同じような感じの物が出ていますが,こて先が酸化しやすく使いにくかったです.ただしこれはサンプル数1なので,偶然そういう仕上げのロットのこて先にあたってしまったとかかも知れません.いずれこて先を換えて試してみます.
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# by jq1ocr | 2007-03-26 06:44 | 工具・道具 | Comments(0)

秋月改装

秋月通商が来週から月末まで一時閉店(実際は向かいの空き地でプチ営業)するというので,T君と一緒に一応行っておきました.目ぼしいものは特になかったので,そのまま千石へ.そこで思いついたように部品をいくつか買って終了.家に帰ってから,これから作るものの構成を考えると,あ,買いわすれた,なんてものがいくつか.やっぱり思いつきだけで,メモも持たずに行くとこんなことになっちゃうんですねぇ.ミッフィーのケーキの買い物の話を思い出してしまいました.(知ってる人少なそう)
【教訓】買い物は計画的に. hi
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# by jq1ocr | 2007-03-09 22:23 | 徒然話 | Comments(0)