アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

【JST-245HF】修理した

以前からアンテナスイッチ #3 のリレーがおかしいことは分かっていたのですが,通常アンテナをつなぐのが2本だったので,修理を先延ばししていたところ,そんなわけで修理することにしました.リレーを交換することになると考えていたので,秋葉に相当品を探しに行きましたが見つかりませんでした.調べ切れていない他社を含む相当品への入れ替えも検討するため,とりあえず現物確認のために分解しました.あわよくばリレー自体を分解清掃することで直せるかもという目論見もあったり.アンテナスイッチボードを取り出しましたが,パネルから外すためにはアンテナ端子の半田を除去する必要があります.トコトコ(電動の半田吸い取り機)なしで3つ外すのはちょっと難しいですね.
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リレーはアンテナ #2,3 への切り替えがノーマルオフの G5B-1 (OMRON)で行われています.この基板上の他のリレーは日本製ですが,これだけ中国製なので,そういう問題なのか?とか思いつつ半田面を見たらなんと衝撃的事実を発見してしまいました.
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そうです.なんと #3 のリレーのコイル側リードが半田付けされていないのですよ.完全に製造時のミスでしょう.スルーホールなのでわずかに接触したりして新品時だと動作チェックに引っかからなかったのかも知れません.修理に出していたらちゃんと無料でやってくれただろうか?ともあれ,原因がこれである可能性がきわめて高いので,とりあえずはここを半田付けしました.

あとはこの基板をパネルから外すときに,コネクタのスルーホールが損傷してしまったので,銅箔で筒を作ってスルーホールを修復しました.
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うちでは HF で使っているのは M コネが多いですが,他の機器との接続性の都合もあり,それ以上の周波数はなるべく N (か,SMA)を使うようにしているので,50MHz のアンテナを接続する予定の #3 ポートのみ N コネ化しました.
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組み戻して棚に戻し,動作の確認をしたところ,最初の数回は切り替えのたびに減衰があったりなかったりしましたが,カチャカチャやってるうちに正常動作するようになりました.というわけで,修理完了です.
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めでたしめでたし.
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by jq1ocr | 2014-04-13 23:59 | 無線設備・レストア | Comments(3)

【JST-245HF】修理しよ

JST-245 には3つのアンテナ端子がありますが,そのうちの #3 だけうまく動いてないということを以前書きました.しかし,JST-245 につないでいたアンテナが 3.5/7MHz の GP(CP8040) と 50MHz の HB9CV だけでそれぞれ #1,#2 を使っており,#3 は使っていなかったので修理が延び延びになっていました.

しかしそんなこんなで先日 14/21/28MHz の DP(DO-3B)を上げたので,3つとも使いたいという状態になりました.#3 のリレー周辺がおかしいことは症状から分かるので,とりあえずは一番怪しいリレーを交換しようと思っています.

まずは回路図を見ますと,こんな接続になっています.
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これのリレー K5 の容疑が最有力となります.検索すると JA1VZV さんがこの周辺を修理されていますが,デフォルトの G5B-1E はディスコンで,これの代替推奨品の G5Q-1A(4) を基板側にパターン加工してお使いになっています.出来れば基板を加工せずに済ませたいところですが,代替が今のところ見つかっていません.

パターンは以下のようになっています.
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これの一番左が交換したいリレーです.1aタイプですが,代替推奨品である G5Q-1A(4) は以下のようなアサインです.
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基板と違いますね.では双投の G5Q-1 だったらどうかといいますと...
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サイズに問題なければ,2番を折り曲げて4番の根本とつなぎ,2番を基板と絶縁,3番4番の 1a 型として使えばよさそうですが,電力が通る場所ですし,そもそも標準在庫機種ではないので,よく考えてから修理したいと思います.(G5Q-1A(4)は標準在庫)
【3/13追記】直しました
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by jq1ocr | 2014-04-11 21:30 | 無線設備・レストア | Comments(4)
【重要な訂正を下に追記しました】

では(1)につづき,バンド別の入力信号強度とSメータの読みについての測定を行います.結果は以下の通り.(RF AMP: ON)
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これより,14, 21MHz バンド以外はきれいに信号強度とメータのふれが調整されていることが分かりますが,21MHz と 14MHz に関してはこれまたきれいにずれています.入力が小さくてもメータのふれが大きいと言うことです.測定環境のレベル方向の絶対値は,測定機材のメンテ状況があまりよくないため,ずれている可能性はあるのですが,それでも他のバンドではきれいに一致しているところがよく分かりません.もう少し調べてみたいと思います.

ところで以前うちの JST-245HF は,3つあるアンテナ入力端子のうち #3 だけがおかしいということを書いたと思いますが,調べてみると #3 のみ 43dB 程度他に比べ減衰していることが分かりました.つながってないみたいですね.リレーかな?

【訂正事項】(1)でも書きましたが,測定値の表示は EMF であったため,図中の standard はすべて上に 6dB ずらしてください.すなわち standard intensity of 34dBu for S940dBu EMF for S9 となります.
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by jq1ocr | 2009-12-04 01:42 | 無線設備・レストア | Comments(0)
【重要な訂正を下に追記しました】

こちらで FT-817ND における入力信号強度とSメータの読みについての測定を行いましたが,今回は JST-245HF における同様の測定を行ってみました.

まずは受信アンプ(RF AMP)の ON/OFF でどのように違うのか測定してみた結果を以下に示します.(f= 50 MHz)
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ここから
(1) RF AMP ON で S9 は標準である 34dBu に近い(追記参照)
(2) S9 〜 +20dB 間はやや重め
(3) +20〜+40dB は目盛通り
(4) S1〜9 では約 2.4dB/S
(5) RF AMP は約 18dB の利得があり,線形性は良好
というようなことが分かります.このため,以下の測定はすべてデフォルトと考えられる RF AMP ON の状態で行います.(RF AMP ON/OFF のボタンと,ATT 0/6/12/18dB のツマミ をまとめられるじゃないか,という突っ込みを入れたいかも.笑)とりあえずこの時点でも,結果を見ると,そこそこまじめな感じがしますね.

【つづきはこちら

【訂正事項】FT-817NDの記事でも説明していますが,測定時の電圧表示は EMF だったのを見落としていたため,図中の standard はすべて上に 6dB ずらしてください.すると上記の(1)については RF AMP ON と OFF の間くらいになってしまいますので,(1)の記述は削除します.ただし,RF AMP ON の状態で測定を続けることの不具合はないので,つづきもそのままにしておきます.
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by jq1ocr | 2009-12-03 01:30 | 無線設備・レストア | Comments(0)