牡蠣でお腹がいっぱいになったところで金沢市内に戻ります.目的地はこんな壁のあるところ.
大樋焼という金沢で有名な茶碗などの窯元がやっている美術館です.入館料は700円で,お茶付きにすると1500円です.お茶や焼き物が好きな人だったら,絶対にお茶付きがお勧め.何故かというとそこで使われる茶碗を自分で選ぶことができるからです.
席に着くとまずお菓子が出てきます.
色が変わっていますがこの皿も大樋焼です.これを楽しみながらお茶がくるのを待ちます.私が選んだのはこちら.
これは二代大樋長左衛門の作品です.現当主は十一代ですからとても古いです.これ自体が何年に作られたのか正確には分かりませんが,ざっくり 300 年ほど前の作品です.それを使ってお茶を楽しめるなんてすごい体験ですよね.ちなみにまだ行ったことはないのですけど,日本橋に昔の柿右衛門を使っているお店があるみたい.
対して連れが選んだものはこちら.
二代のととても似ていますが,こちらは七代の作品です.これもざっと 150 年位前の作品かと思います.
両方持ってみたところでは二代の方が手になじむ感じがしました.まあこればっかりは人によって違うので,選ぶときには実際に手に持ってみるのがよいと思います.私は手なじみがよくて,軽く感じるものが好みです.