いろいろ考えたのですが結局バッテリは買うことにしました.うちの
Roadsterちゃん,車齢はざっと11年ですが,バッテリは今後トラブルなくいけたとしてもあと数年といったところでしょう.でも今の車を数年以内に手放す予定はありません.気に入っているし不満もないので出来るだけずっと乗っていたいけど,あと 10 年乗り続けるのは無理かも知れない(生活スタイルの変化を予測)と思えば折り返しに来ている今,あと何年かで交換するのであれば,今してしまっても同じという考えが出来るわけです.鉛の価格が一時期よりも落ち着いたとはいえ,どんと下がる要素はあまりなさそう...ということはバッテリの価格もすぐには下がらないでしょう.なら,今買っちゃおうってことですね.
ところで,Mazda Roadster のバッテリはこの車種専用品でユアサだと HJ-A24L(S) になります.
ご存じの方も多いとは思いますが,Roadster は前後の重量配分を 50:50 にすることに設計者がこだわったため,バッテリがトランク内にあります.その収納スペースはバッテリがぴったり収まるサイズになっていて,容量の割には外形が小さい高性能タイプです.また万一の水素放出でもガスがトランク内に充満しないよう,排気チューブが備えられています.そしてセルモータへの配線長に起因する電圧降下を軽減するため,バッテリのターミナルが太くなっています.このように特殊な設計のため,何でも流用できるというわけではありません.もちろん専用品以外の流用が絶対不可能というわけではないですが,こういうところは設計者の意図を尊重する立場なので,純正品を購入することにしました.(鉛価格の高騰でバッテリが高くなり以前よりも汎用との価格差が小さくなってきているというのもあります)
さてこれを機に今後を考えて電装品はなるべく外す方向で手を入れていこうかな,と思っております.