【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2
2011年 09月 10日
まずスピーカーの結線の半田付けを外します.
そしていろいろ外してぱかっと開けると最終的にこんな感じ.
反対側にはアンプがのった基板があります.
観察してみますと,次のようなことが分かりました.(これを知りたい為に分解したのですが.)まず CXA1376AS という SONY の IC が心臓部で,ここで検波など大部分の仕事をしているようです.ちなみにこの石は ICF-SW7600GR でも使用されているものです.そして,AFアンプには三洋の LA4550 が使われています.これは2チャンネルの AF アンプですが,これを BTL (Bridged Transless, 要するにプッシュプルのような感じ)にしてモノラルで使っています.NiMH で使った場合,電圧が 4.8 V(本来は 6 V で設計)である影響がアンプに現れることを危惧していましたが,LA4550 はスペック上 3.6 V から動くので大丈夫そうです.(CXA1376AS はレギュレータで落とした電圧で動いているようなので無関係)
さて RF 部はいじりようがないようですが, AF 部が分かったので,次はちょっとした音質改善を考えてみましょう.