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by jq1ocr

【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2

Part 1 からの続きですが,これ以降は戻せなくなる可能性がぐんと高くなります.わざわざ書いていませんけど元に戻せるようにつまみの位置とかに気を配りながら分解しています.意味の分かる方が参考にするのは問題ないと思いますが.

まずスピーカーの結線の半田付けを外します.
【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2_d0106518_4272595.jpg
裏蓋の外部AMアンテナネジ,電池の+電極,ロッドアンテナのネジを外して結線を外します.するとこんな風になります.
【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2_d0106518_4302263.jpg

そしていろいろ外してぱかっと開けると最終的にこんな感じ.
【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2_d0106518_435269.jpg
受信部ですね.ちなみにこれが心臓部みたい.
【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2_d0106518_4361775.jpg

反対側にはアンプがのった基板があります.
【ICF-EX5MK2】開けてみよう・2_d0106518_4362894.jpg

観察してみますと,次のようなことが分かりました.(これを知りたい為に分解したのですが.)まず CXA1376AS という SONY の IC が心臓部で,ここで検波など大部分の仕事をしているようです.ちなみにこの石は ICF-SW7600GR でも使用されているものです.そして,AFアンプには三洋の LA4550 が使われています.これは2チャンネルの AF アンプですが,これを BTL (Bridged Transless, 要するにプッシュプルのような感じ)にしてモノラルで使っています.NiMH で使った場合,電圧が 4.8 V(本来は 6 V で設計)である影響がアンプに現れることを危惧していましたが,LA4550 はスペック上 3.6 V から動くので大丈夫そうです.(CXA1376AS はレギュレータで落とした電圧で動いているようなので無関係)

さて RF 部はいじりようがないようですが, AF 部が分かったので,次はちょっとした音質改善を考えてみましょう.
Commented at 2020-06-01 04:43 x
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Commented by jq1ocr at 2020-06-01 09:10
すみません.かなり昔の話しなので覚えてないです.でもそんなに困った記憶はないです.だいたいどうなっているかを調べるために分解しました.回路図は分かりません.
Commented at 2020-06-01 21:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jq1ocr at 2020-06-01 22:14
前に書いたとおり,かなり昔の話しなので覚えてないです.コツがあった記憶はないですが,見て分解できない場合は,戻せなくなるので,それ以上の分解はやめたほうがいいと思います.ちなみに鍵コメなのはなぜですか?オープンにしていたら通りがかりの人が教えてくれるかも知れませんが.
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by jq1ocr | 2011-09-10 00:15 | ラジオ | Comments(4)