AD9834 を動かしてみる
2012年 02月 02日
制御信号は AVR で作って出しているのですが,ソフトでハードを制御するものって,うまく動かない場合にどっちが悪いかの切り分けに困ることがあります.特に新しいハードに挑戦するときはなおさらです.
なかなかうまく動かなかったので,もしかしたら静電気で飛ばしたかも?とかいろいろ考えて(ここにはパチパチ君がものすごくいるので),そういうことの無い状態で一台下のようなプロトタイプを組んでみました.
もちろん DDS は裏側に着いています.
チップの開封から製作途中の静電破壊防止にまで気を付けて組み上げ,プロトタイプ用のプログラムを書きましたが,虫追い祭り(©水どう 笑)をしているうちにようやく動き始めました.結局はプログラム上の問題だった模様です(ビット演算,条件分岐,変数のタイプなどの組み合わせといったポカミスの複合形).プログラム的におかしくてもコンパイルは通るので,気がつくのに時間がかかりました.
ちなみに DDS の使い方が分かったので,このプロトタイプはこの状態で DC-26.7MHz まで 100kHz ステップで信号を出せるようにしてみました.ただしフィルタは入れていないです.
例えば 1MHz.
うーん,なんか結構ひどいなぁ.ついでに 20MHz.
なんでしょうね?まあオシロの表示では 26.7MHz と書いてありますが,既に正弦波ではありません.あ,今気づきましたが,20MHz の LPF がオシロ側に設定されていました.失敗.まあともあれ,ちゃんと使うならちゃんとしないといけないってことですね..
ともあれ,使い方が分かってすっきりしたので,心置きなく仕事に向かいます.笑