【mbed】getting started
2012年 03月 24日
値段は高い(秋月で現在\5.2k)のですが,これで開発した後は単体チップ,あるいは安価な互換ボードを入手して同じソフトで動かそうと言う目論見です.また私の開発環境は mac なのですが,mbed ならクラウド上にプロジェクトファイルを置いておくことで自分が持つべきリソースが小さくて済み,プラットフォームを選びません.まあ流行り物ですし,まずはちょっと使ってみたいというのが最初にありますが.hi
買ってきて Mac の USB ポートにボードをつなぎますと(電源は USB からとって動く為,単に USB につなぐだけでOK)こんなウインドウが出ました.
ネットワークインターフェース??なんだか分からないけど,とりあえず「キャンセル」ですね.すると,MBED というボリュームがでてきます.USB メモリと同じ扱いですね.
中には,MBED.HTM というファイルがありますので,これを Safari に drag&drop.
すると,ボードに書かれたシリアルなどを抱えて mbed.org に飛びます.どうも,このボードを持っていないと使えないようになっているようですね.ここで,Login か Signup を選択します.が,初めて使うのでアカウントを作成する必要がありますから,Signup を選択します.すると...
ここでとりあえず動かせるソフトを入れてみましょう.↓HelloWorld.bin を押してみます.すると HelloWorld_LPC7168.bin というファイルがデスクトップに出てきますので,これをボリューム MBED の MBED.HTM があるところに落と(コピー)します.
コピーし終わって,リセットボタン(ボードには一つしかボタンがないので分かりますよね)を押すと,4つのLEDのうちの一つが点滅し,ちゃんと動いていることが確認できます.
さて,Compiler から新しいプロジェクトを作成して main.cpp を見てみると,さっきのソフトのソースが見えます.
コンパイルすると新しい bin ファイルがダウンロードされるので,さっきと同じように MBED にぶちこみリセットします.(このとき前のファイルを消さなくてもよいみたい.一番最後のを読み込むのでしょうか??)すると,4つの LED が順番に点滅します.というわけで,ブラウザ上で編集したソースをクラウド(リモート)でコンパイルして得たバイナリが動作することが確認できました.
さて,これからどんなコマンドやらがあるのか調べて,いろいろ使えるようになりたいと思います.