今までガレージで使用していたチャージャは,インバータの付加機能でしたが,最近電圧が出なくなってしまいました.直そうかなぁとも思ったものの,何しろでかいトランスが入っているものですからめちゃ重いですし,チャージャーとしての機能もいまいちです.まあ少なくとも二十年は前の代物ですからね.で,思い切って新調することにしました.もちろんインバータの機能はいらないので,充電器でつけっぱなしにしても問題のないタイマー付きの各モデルから,機能の割に安そうなのを選んでみました.(
Meltec の PC-200 ですが,今検索してみたら値上がりしていますね.でもたぶんディスコンです.).
左後ろが退役したインバータで,右手前が導入したものです.
前から見ると,こんな感じ.
電圧と電流を表示するため7セグがついてますが,どうせはがすとはいえ保護フィルムがかなりいい加減です.
まあ中級モデルですから,意味のないところに気合いを入れても仕方ありませんが,この辺が日本製との違いかも?苦笑 後ろはすっきりしています.
が,そこのふたが開いて,中にケーブルがしまえるようになっている優れもの.
しかし,うちは2輪も4輪もすべてバッテリから PowerPole で引き出してあるので,このワニ口は邪魔です.そこで出力線を PowerPole 化することにします.
まずは裏のケーブルケースの部分は,見えているねじ5本 (Ph#2) で外れるようになっています.(ハンドルのところだけねじが短いので注意)
さらにねじ2本で裏蓋(中蓋)が外れます.
基板もねじ2本で外します.
出力線を観察すると,太い線と細い線があります.
大きな
▲で示したのが出力ライン,小さな
▲が,電圧を読むラインでしょう.というのも,ちゃんとワニ口のところまで2本来てるのですよね(*).
意外とちゃんとしてるなぁと思いました.が,PowerPole にすると,その機能が失われます.まあ線は短くするので,影響は無視できるということにしましょう.
基板側を4カ所 desoldering します.
電源ラインと電圧を読むラインのランドは細いリード線で結びます.そして電源ラインにちょい太めの赤黒線を取り付け.
自分のうち以外のバッテリにも使えるように,最初についていたワニ口ラインには PowerPole をつけて,どちらでも使えるようにして,ケーブルボックスに入れておくことにしました.(それを使っても電源ラインと別のラインで電圧を読む機能は戻りません.が,充電はできるはず.)
というわけで,改造完了.早速充電してみています.
朝には結果がわかるでしょう.
【余談】退役した要修理のこれ,ほしい方いらっしゃったら差し上げます.インバータ機能については未チェックですが,チャージャ部分は要修理です.持って行ってくれる方のみとしますので,知り合いのみとさせていただきます.