【危険物取扱者】甲種受験
2013年 08月 07日
買った本はこちら.
ざっと 500 ページの本です.さすがに試験当日の朝に勉強して間に合うような量ではありませんから,試験前日を一日勉強に充てることにしました.1ページ1分のゆっくりペースならざっと8時間で終わるという計算です.(実際はもっと速く読める)
読んでいきますと,昨年度乙種を勉強したのが少しは頭に残っているものの,同じ法令でも甲種は若干難しいというか,細かいところを聞いてくるのだということが分かります.物理化学は普通高校ならやってますので簡単ですが,燃焼の分類は見たことがなかった(ような気がする)のでふむふむと読みました.計算問題は一問だけ解いてみましたが,特に問題ないのであとは読むだけにしました.ただし獅子搏兎.飛ばさないで一応目は通します.私の場合の鬼門は最後の性消(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)です.乙種は精々2類しか同時に受けなかったので,覚えておく量は少なかったのですが,甲種だと全類一度に覚えなければならないので,似たような品名にかえって混乱して分からなくなることがあります.しかし,試験はもう明日ですから引き返せません.ひたすら読むしかないのです.読んでいると段々眠くなってくるので,時々お菓子を食べたりテレビを見たりと適宜ブレークを入れながら,最後に巻末の模擬試験をやって採点.すると最後に読んだ鬼門の性消がかなり得点できていて,逆に最初に読んだ余裕があると思われた法令がボーダーに近づいて(下がって)きてしまいました.まあまた直前に少し読めば戻せますし,結局6時間くらい(デューティー比,低っ 笑)しか机の前に座ってなかったものの,一応最後まで一通り目を通すことができたということで早めに寝ることにしました.
さて試験当日です.早起きして勉強しようと思いましたが,当然のように起きられませんでした.苦笑 でも今回の試験は午後の部なので,朝食をとってから昨晩危なくなっていた法令のあらすじだけ簡単に復習.ついでに性消もまとめの部分のページだけ目を通します.試験会場でももう一度法令と性消の要点ページを見ておきます.そうこうしているうちに試験開始.ばっちり覚えているものもあれば,なんだったっけ?という問題もあり....自信を持って答えられた解答数は法令と物理化学は問題なしだと思いますが,やはり性消がボーダーな感じです.おまけに最後に「いや,こっちじゃないかな?」と変えたのが,試験後テキストを見たら間違いだったことが判明したり....うーん,さすがに一日読んだだけじゃ危ないですね〜.まあいくら見ても分からないものは分からないので,さくっと退出します.最後に係員にマークシートの受験番号チェックを受けますが,その際「すごくきれいに塗ってるね〜」とのお言葉.褒められたのではなく,こんなことしても無駄だよ,という意味なのですが,時間が余ってるとついやっちゃうんです.笑
そうそう余談ですが,マークシートに使っている鉛筆はもちろん(笑)OCR鉛筆なのですが,大学受験の時に1本買って以来ずっと使っています.でも試験なんてそう頻繁に受けてるわけではないので,未だにこの長さ.年一資格ゲッターとしては一生モノですね.笑