【Colnago】JIS と ISO
2013年 09月 24日
Colnago のチェーンリング(クランクについた前のギア)の歯が欠けてしまったので,フロントシングルに改造してしまったのだけど,クランクがトリプル用(前3速)なので,かっこうわるいと思い,どうせならと競輪で使用された(=前後とも1速)クランクをもらったものの,それにつく PCD 144mm のチェーンリングが薄歯用なのでなかなか入手が困難であったところ,なんとかゲットしたので,ついでに BB なんかも交換しておこうと思った....というのが前回までのあらすじ.
さて交換する BB は TANGE の LN7922 なのですが,これの square taper (cotterless) の規格に JIS と ISO の二つがあることに気づきました.手配した BB は JIS ですが,クランクは NJS(競輪に使用できる認定品)マーク付きで,これは ISO なんですね.競輪は日本にしかないので JIS だと思ってた.苦笑
実は軽く当ててみた範囲では問題なさそうなのですが,規格が二種類あると言うことは微妙に違うはずだと思って調べてみました.すると,JIS D9401 には先端部の二面幅が 12.65mm,メーカーのドキュメントから ISO が12.5mm であると書かれています.で,JIS と ISO の違いはここだけのようです.すなわち taper の角度が2度であったり,軸自体の太さは変わらないようなので,テーパー長が違うと言うことになりましょうか.
結局,JIS の軸に ISO のクランクをつけると,少し外側までしか入らない可能性があります.この手のモノは現物を見ないと分からないので,どのくらい外側に出るのかで対策を考えたいと思います.(削る?圧入する?)