トラ技の付録を組み立ててみる
2014年 01月 10日
ミニ実験基板は LCD と AD/DA 以外に三つの TWI デバイスが付くようになっていて,いずれも DIP8 の形で載るようになっています.これらを見ると,設定ピンが GND に落ちるか,open か,VDD に接続されるかというパターンが場所によって違うようです.逆に言えば,VDD,GND, SCL, SDA は同じピン番号なので,これに合わせて部品をつければ,いろんな TWI デバイスが試せるわけですね.
ところで LPC810 は DIP8 で,AVR で言えば,tiny13 に対応する存在ですね.比較しますと flash は 1kB→4kB,RAMも 64B→1kB とかなり差をつけていますが,値段は50円→80円とそれほど差がなく AVR にとってはかなり手強いでしょう.もう一つ上の DIP になると LPC は 28ピンの 1114 になります.これに対応するのは mega328 だと思いますが,AVR の方が優れているのは,EEPROM を 1kB 搭載していることと,300mil とスリムなこと.しかし他は値段も含めて LPC の方が優れていそうに思います.
現時点では AVR しか使っていませんが,林檎上での開発環境の使い勝手によっては,今後 LPC への移行も視野に入れて勉強しようと思いました.