電子ログを考える
2014年 01月 31日
とりあえず AppStore をのぞいてみると,こんな感じ.
次はこちら.
その次.
AppStore にはこのくらいしか出てきませんでした.HamLog の variety として,FD用とか,そのサーバとかありますが,アメリカのFDに特化しているようなので,zLogの replace にはならないようです.
他にもネットで探してみますと,すごい多機能なのとしては MacLoggerDX.
フリーだと RUMlog というドイツ DL2RUM 作のソフトがあります.
あとはフリーの jLog.
私の使い方としては,リアルタイムロギングというよりは,過去の紙ログからの移行(というか選択的併用)が支配的なので,その視点で使い勝手を試します.
とりあえずフリーなのからで,まずは jLog. Java base なので,環境によっては最初に JRE をインストールすることになりますが,言われたとおりにしてれば大丈夫.実行してみるとリアルタイムロギングには良さそうですが,紙ログからの移行を考えると,わざわざ年月日や時間をエントリ毎に直さないといけないのが面倒です.エントリをコピペして直すということが出来ればまだよいのですが,それも出来ないっぽいので,却下.
次いで,RUMlog. MacOSX10.8 では動きましたが,10.9だと落ちました.とりあえず10.8で動かしてみた感想ですが,入力するフィールド(時間とかコールとか)を tab で飛ばすと,その順番が表示順になっておらず,結構面倒くさいです.あとは2008年と入力したのに,データ上2080年になってしまい,その表示が RUMlog の上でも出たり出なかったりして,それを修正できないという不具合がありました.adif にしてから,エディタで手直ししましたが,ちょっと気持ち悪いですね.年月日時間を毎回入れなければならないのは同様でしたので,これも却下かな.
あとは有料になってしまいますが,Aetherがお試しで30局だけ入力できるのでやってみました.エントリがコピペできるのと,時間や日付を矢印ボタンで増減できるので,入力はしやすいのですが,唯一カードの送受の欄の挙動がおかしいところが気になりました. 具体的には QSL via {Direct / Buro / LoTW} を選ぶところで,どれか一つを変更すると,他のエントリが全てそれと同じになってしまうのです.バグですねぇ.それ(と値段)以外は良いと思いました.
MacLoggerDX は高いので選ぶことはないとは思いますが,15分だけ試用できますので,念のため使ってみると,リターンキーでエントリが確定できないとか,time off も設定するようになっているのが面倒です.空欄すると今の時間が入ってしまいます.ところが時間を直して入れても,年月日時間を秒単位まで入れないと空欄になります.うーむ.リアルタイムで使うには良さそうですが,過去ログの転記には向いてなさそう.
HamLog と YeaLog は試用が出来ないようなので,試していませんが,今のところ「これだ!」というのがありません.みなさんのお勧めはなんでしょう?
【追記】最初は Excel に入れてから,ADIF に変換しようと思っていたのですが,見つけたマクロ付きのシートが Mac だとうまく動かなかったため,いろいろログを探すことになって,上のエントリのようになった次第です.でもここにシンプルな例がありましたので,電子ログはそのうちの宿題と言うことにして,これを使うことにしました.