ナガラ DO-3B 使ってみた(1)
2014年 04月 06日
テストは 21MHz からスタートしました.無線機の受信アンプをオフにした状態で 57 程度,交信は出来ますがそれほど強いわけではないので,ノイズフロアが上がっているとラグチューにはちょっとなぁという感じのようです.ついで 28MHz にうつりますと,21MHz とは段違いに強く入りました.ノイズも少なく聞きやすくなりラグチューにも適していそうです.最後に 14MHz.これは 21MHz の結果からも想像できましたが,やはりそれほど強くはなりませんでした.ただし,交信に支障はありません.というわけで,28MHz ではかなり満足できる結果が得られましたが,14MHz などではそれなり,ということになりました.
DO-3B は全長が 4.1m のダイポールです.電流分布を考慮しない単純計算ですが,その長さはフルサイズダイポール比で 14MHz で 38%, 21MHz で 57%, 28MHz で 77% となります.またローディング部が末端になっているので,28MHz に関してはフルサイズとそれほど変わらない性能が得られるものと推測できます.ただし下はそれなりという感じでしょうか.
ちなみに現在は説明書通りに組み立て,エレメント角度は 120° に設定,長さなどは無調整です.取説には,短縮しているアンテナの帯域は狭いのでアンテナチューナーを併用するようにと書かれていますし,実際に JST-245 内蔵の ATU を ON にして無理なく使える範囲にありますが,近いうちに各バンドの特性をレポートします.
DO-3B関連記事
(1)upper HF アンテナを考える
(2)ナガラ DO-3B 設置(1)
(3)ナガラ DO-3B 設置(2)
(4)ナガラ DO-3B 使ってみた(1)(本記事)
(5)ナガラ DO-3B 使ってみた(2)
(6)Mac で NEC で DO-3B
(7)近接 DP から HB9CV への影響(1)
(8)近接 DP から HB9CV への影響(2)
短縮率が高くなるとやはりそれなりなんですが、この大きさと、価格とを考えると十分以上の仕事はしてくれてますね。
私もう少し使い込んでみますhi
なかなか魅力的ですし,調整もそれほど難しくなさそうなので,
私の家ではかなり有力な選択肢でした.
そのうち 2way DO-3B できるのを楽しみにしています.hi
短縮率が50%を超えるとダメとか聞きましたが、やはり14は厳しそうですね。まあ、無くては電波が出せないから割り切りでしょうけど..
それって1/4波長の垂直系のアンテナならフルサイズじゃ? (笑い)
私が言いたかったのは1/2波長のダイポールにしろ1/4波長の垂直系にしろ、それのフルサイズに対して50%以上短縮されている物は、元のサイズに比べて飛びが悪いということなんです。
帯域も狭くなってしまうし、使いづらいと思いますが...
まあ、飛ぶ飛ばないは個人の主観にもよるでしょうけど..
ウチも大きなアンテナは上げられる環境じゃないんで興味は有ります。