先月買った刃の黒幕 #12000 のレビューです.今まで #5000 までだったので,#12000 となると超仕上砥の領域になります.
使った感じは #5000 より柔らかく,研磨力を感じます.砥石自体も柔らかめですね.ただこのレベルの仕上砥は初めてなので,ほかと比べてどうかはわかりません.研いだ感じは #5000 が若干かすみ目の鏡だとすると,#12000 はヌメッとした感じの鏡になります.とてもいいですね.価格の価値は十分あるかと思いました.減りは速そうですが,私の使用ペースだったら十年は大丈夫かな??
ちなみにこのシリーズでこの上になると #30000 ですが,カミソリなどに使われるような鏡面仕上砥で価格も#12000が7本買えるくらいします.素人レベルではないですね.刃物を仕事で使い,必要性を感じるようになれば別ですが,まあ手を出すことはないでしょう.砥石自体が趣味の対象というわけでもない(もしそうなら天然に行ってる)ので.私の砥石はこれで完了です.