アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

京が引退

ニュースになってますので,みなさんご存じでしょうが,今夏,理化学研究所のスパコン「京」が引退するそうです.今のより百倍速いものが導入されるかららしいですが,引退する京もすごいものですから,捨てるならちょうだい!(置くところないけど)と思っちゃいますね.笑

具体的にどのくらいすごいかと言いますと,京の名通り,浮動小数点演算を1秒に1京回行えるのです.すなわち 10 PFLOPS = 10×1015 FLOPS となります.

ちなみに今私の使っている最新マシンは黒い彗星(笑)こと iMac Pro です.
d0106518_20520135.png

ベースモデルで,CPU は Intel Xeon W,W-2140B というタイプです.これの計算速度こちらのリストによれば 87.33 GFLOPS とありますので,87.33 ×109 FLOPS です.割ってみると,京のほうが約11万倍速いということになります.

iMac Pro のアカデミック価格は 554,900 円で,京の開発費は wiki によると 1,120億円とあるので,価格比は約20万倍です.ということは,iMac Pro の方が 1.76 倍コスパが良いと言うことですね.笑 まあ6年前の機械と比べるのはフェアじゃないですけど.

今やってるシミュレーションは1回の解析でだいたい14時間かかっていますが,京だったらざっと 0.5 秒で終わってしまうという計算になります.京はレンタルすることができるらしく,その料金は1時間120万円とのことですが,秒単位で課金されるなら1解析あたり 170 円で計算出来ちゃいます.そう考えると,借りるのも悪くないですよねぇ.ちなみに結果を論文で出すなら,審査は必要ですが無料で使うことも出来るらしいので,うちの場合はその方がいいかも.ただその権利が当たるかどうかという問題がありますけどね.
by jq1ocr | 2019-02-06 21:30 | 計算機(Mac, RPN 等) | Comments(0)