キャンセルするか悩んでいた間にあっさり発送されてしまった,ひなた中継が着荷しました.
渓流竿のように見えますが,実際は 3.2m/2.8m のマルチです.カーボンにしては結構太く感じます.
なんと中国製なんですねぇ.
リリアンは回転式になっています.
ここはちょっとおごった仕様になってますね.中国製なのに高いわけです.でもまあそれだけなのかも知れませんが.これも結んでおきましょう.
注意書きは先日着荷した宇崎日新の軽極ハゼと違って直接印刷です.
まああっちもシールの上から透明な塗装がされているので,はがせないのですけども....箱にはこう書かれています.
カーボン樹脂63%,ガラス繊維37%.ん?なんか共晶はんだみたいな割合ですね.笑 しかしカーボンの割合が低い感じがします.カテゴリーは「振り出しヘラ竿」とのこと.見た目は渓流みたいだけど....ヘラよりはフナ竿って言われた方が正確な気がしますね.素管,組立ともに中国です.だったらもう少し安くても良いのでは?と思いましたが,中国も成長(=物価上昇)著しいでしょうし,もう価格的なメリットは少ないのかも知れませんね.だったらいっそ日本で作ってもらった方が良いような.
さて振出 3.2m となると,うちにある竿で一番近い「雑魚村正」と比べてみましょう.
上が村正です.仕舞はさすがにひなた中継の方がちょっと短いですが,村正は6本継ぎで 3.6m で,下のひなたは8本継ぎで 3.2m の上,かなり太い....こんなに違うのです.
うーん,ひなた中継の立場が微妙になってきたな.苦笑 ちなみにこれがひなた中継でなく,単なるひなただったらかなり細い仕上げになっています.ところで村正は調子が中硬硬とありますが,振ってみたときの剛性感はひなたのほうがあります.まあとにかく評価は使ってからですね.
余談ですが,雑魚村正の情報が検索で出てきません.これも雑魚正宗と同じ雑魚党公認の竿で,秋山さんという方が企画されたものなのですが....使っておられる方がいらっしゃいましたら,これでどんなのを釣られているかコメントいただけると幸いです.