祖父母のうちからもらってきたナショナルの古い電気ストーブを妻は愛用しています.
先日「煙が出て変な匂いがした」と言っていたので,見たところコードが途中で切れていました.分解したらこんな感じ.
分かりにくいと思いますが,中で2本とも同じ位置で切れて,その端面がショートしたようです.なんでこんなことになったのか分かりませんが,恐ろしい切れ方ですね.苦笑
プラグに近い位置だったので,そこまで切り戻す方法もありますが,他の部分も弱っていると危険なのと,なぜかうちには新しい袋打ちコードが1巻きあるので,全交換することにしました.
まずは本体側を開けてみます.中身は極めてシンプルですね.さすがに迷いようがないです.笑
電源はグロメット経由で入った後で,閉端接続子で内部配線につながってます.
内部配線も普通のじゃなくて,耐熱っぽい感じでしたから,接続子も耐熱タイプなんじゃないかな?と思いました.しかし耐熱タイプを買おうとすると百個単位になってしまうし,それも 3k 近くします.必要なのは2個だけなのに....秋葉に行けば買えるかな?
とりあえず手持ちの普通の端子で接続して,耐熱のカプトンテープで絶縁しておくことにしました.
ちなみに袋打ちコードの末端処理はどうなっているのか?と見たら,ほどけ止めでこんな感じに糸で結ばれていました.端面を内側に入れて戻してから巻いてるようです.
私はそんな器用ではないので,折り戻しの固定は糸ではなくインシュロックを使ってお茶を濁しました.笑 もちろんプラグの方も同様に処理して接続.
というわけで,無事修理完了です.
めでたしめでたし.