ある日突然シフト操作時の感触に違和感が発生しました.遊びがかなり大きくなり,シフトリンケージに問題が起きた模様.とはいえ,操作感が悪いだけで,走行に問題はなかったため,そのまま乗っていたのですけど,ロードスターの 6MT はシフト操作のカチッと決まるところが醍醐味の一つなのに,この状態ではやっぱり気分が悪いので直すことにしました.現象から想像するに,シフトレバーに付いているカラー(シートスプリング)がつぶれたのでしょう.ロードスターのシフト部分はブーツなどが切れやすいということなので,他の周辺補修部品もついでに注文し,着荷したので作業開始です.
まずはセンターコンソールを外します.
灰皿を外して,そこのネジを1本(中央),あとは物入れのネジ2本(左),それにサイドの2本(緑矢印)を外せばOK.ただしサイドの2本は化粧カバー付きで,ロックされている方向から持ち上げます.逆の蝶番側を無理に持ち上げると破損すると思うので気をつけましょう.
構造が分かれば取り方は分かりますね.あとは灰皿下のネジのそばに,コンソール下のケーブルバインダがクリップでついているので,ここをラジペンで優しくつまんで下に落としておきましょう.
するとガバッとコンソールが外れると思います.シフトレバーの周りには防音遮熱のスポンジがおかれています.
こんな感じに2枚重なっています.
再利用は出来ますが,両方合わせて500円くらいですから,ここはケチらず交換しちゃいます.【チェンジブーツパッド FB01-64-495, サイレントパック H001-64-493】
左がついていたもの,右が新品です.
次にチェンジインシュレータを外します.
10mm の4カ所でとまっています.あまりトルクは掛けない場所のようです.すぐ緩みました.ただレバーのサビの問題なのか,ゴムの滑りが悪くてそのままだと抜けません.どうせ交換なので,タイラップみたいな輪っかを切って外しました.
新品とならべるとこんな感じです.【チェンジインシュレータ No.1 NA01-64-481B】
ようやくここまで来ました.地面が見えるんですね〜.
つづく↓