これが最終巻でこの春にでたものが,もう図書館で読めました.前巻に比べるとかなり早く入荷しましたね.購入希望を出しておいたからかな?
相変わらず当然の如く女子大生っぽさを一寸たりとも感じないスーパーガール仕様な小熊.筆者の表現を借りれば「謎設定」なのであります.一方で麻袋に入ったドングリコーヒーを見つけて,ただの焙煎がおかしなコーヒーと思うところとか,若干のズレはあります.まず焙煎したコーヒーを保管のために麻袋には入れないでしょうね.「映え」を重視した撮影用とかならあり得るかもだけど.もちろん生豆の状態なら麻袋に入っているのはアリ.あとはぱっと見はドングリもコーヒー豆っぽい感じはあるかも知れないけど,ドングリだとコーヒー豆で言うシルバースキンのついている割れ目がないから見ればすぐに分かるんじゃないかなぁ.ちなみにここでは牛のエサという設定だったので,麻袋に入っていても問題はありません.小熊がそれを変に思わなかったところが謎という意味です.
それと前々から気になっていた,小熊の苗字の秘密の一端が明らかになっていました.アイルランド系の名字らしい.この設定はこの頃できたのか,以前は一切触れられていなかったのに,ここに来ていきなり何回も出てきました.もちろん正解は明かされていませんが,どんな感じがありそうか候補を考えてみたいと思います.ただそれはまた別の話ということで.笑
最後は登場人物大集合のお誕生会.もうちょっと絞ったほうがよかったかもね?いずれにしてもこれにて小熊のお話は一旦中締めという形になりました.いつか後日譚が出ることを期待しつつ.