ニューヨークの大学に勤務していたときに,所属していた研究室では日本人は私だけでしたが,米国内だけでなくいろんな国から学生が集まっていました.ある日,トルコ人はイスラム教,韓国人はキリスト教という感じで,それぞれの宗教の話になりました.ユダヤ教,キリスト教,イスラム教の神はすべて同じ存在で,予言された預言者が現れたか否かの違いだというのを聞いて,面白いと思いました.
当然私は神の存在を否定も肯定もしませんし,論じる立場にもありません.しかし個人的には,仮に神に相当する存在があってもそれは人格神の形態をとるものではなく,物理(もののことわり)そのものだと考えています.そして地球でこの世界を回している原動力はもとはといえば全て太陽エネルギーです.そういう意味ではいくつもの宗教でいう太陽神というのはありかも知れません.
これを宇宙規模で普遍的に考え「電磁真理教」をたちあげたのでありました.これで信仰を必要とするあの友愛結社に入る資格があるかも.笑
かつてアーサー王と円卓の騎士が探し求めた不死の杯 Holy Grail
Holy Grail 神授シーン(イメージです)
というわけで,聖杯を受けた私の所属宗派は「電磁真理教 E-B 派」を名乗っております.簡単にご紹介しましょう.
【追記】電磁記の旧版が絶版となったため(笑)来年度より新版を元に布教することになりました.これによると電場と電束密度,磁場と磁束密度は比例関係のため,電場と磁束密度で代表しており,以下の記載もそれにあわせて書き換えてあります.(対称性のため磁束密度を磁場と言い換えてある)
電磁真理教 E-B 派
教義:太陽は神であり 電波はその声である
聖典:電磁記(マクスウェル方程式)
(0)創世記以前,はじめに神は空を切り万物の祖として電荷を創造された.
神はこれに家族を与えることにした.
(1)神は「電場あれ」と言われた.すると電荷から電場が湧き出た.
(2)しかし神は同じようには磁場を作らなかった.磁荷を作り忘れたからである.
(3)次に神は「電場よ,舞え」と言われた.するとその輪舞の中で磁場が喜び震えた.
(4)神はそれを見て「磁場も,舞え」と言われた.するとその輪の中を電荷が走り,電場が震えた.
こうして宇宙に電磁気が生まれた.神は愛 ( I ) に満ちあふれた世界に自らの姿を見て,良しとされた.のちに創世記にあるよう「光あれ」と言われたときに,その波が光となり電波となり,世を照らし動かし,神の声を伝えるようになった所以である.
さて,これは信じようが信じまいが目に見える範囲で成立する物理法則であります.得心されたあなたは電磁真理教の信者を名乗る資格があります.もっと詳しく知りたい方は数多存在する「電磁気学」関連の本を紐解いてみて下さい(宗教コーナーではなく物理学コーナーです.笑)聖典の冒頭に述べられたこれらをマクスウェルの方程式といい,その帰結として波動方程式が導かれて電磁波に至ります.私自身修行中の身であります.共に毎日勤行(マクスウェルの方程式を唱える)いたしましょう.
ちなみに電磁気学には,単磁荷を仮定することで電場と磁場に対称性をもたせた E-H 派と,磁場は全て電流が元であるとし,単磁荷を仮定しない E-B 派という二つの流派があります.私は師匠から E-H 派としての薫陶を受けましたが,現在は E-B 派助祭(*)として布教活動(笑)をしています.これらはアプローチの違いであってどちらが正義と言うことはありません.読みやすそうな本,手に取った本をまずは読んでみましょう.本によっては他流派を否定するような記述が見られるものもあるようですが,それはあくまでその司祭 著者の私見だと思って,複数の本を読んでみましょう.それぞれの立場の違いがあったり,折衷案のような書き方をしていたりと,それはそれで面白いものです.
【追記】2025年4月1日付で司祭に任じられました.
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