文房堂でこんなの見つけちゃいました.
そして今回購入した Faber-Castell の鉛筆は期待の 14B なのです.笑
うちにある鉛筆の中では一番濃くなるはず.芯の太さは三菱に負けてますね.削り器の違いもあるので確実なことは言えませんが,芯のツヤを見ると,確かに 14B のほうが Matt ではあります.
ただいくら芯が黒そうでも,濃さは芯の外見では分かりませんよね.この鉛筆は最初から削られた状態で販売されていたので,早速書いてみることにしました.
あれ?三菱の方が濃い感じがする.これじゃ分かりにくいか.では..
左の三菱の方が黒いですよね.あらら.
実際のところ,10B とか 14B というのは「硬度記号」と言って JIS で 9H から 6B までは規定があるけど,それ以外は独自規格になる上,実は JIS で硬度別に定量的に決められているのは,芯の曲げ強さであって,濃さではないのです.濃さならそれぞれを反射率で定義できそうですが,HB のみが決められていて,そこから順に B,2B,3B...と濃くなっていくという程度の決め方になっています.ですから同じメーカーなら比較できても,メーカーによってはバラツキがあるので仕方ありませんね.
結局は黒い方がよければ数字には騙されないで,試してみるしかなさそうです.なお今回の比較では Faber-Castell 14B より三菱鉛筆 10B のほうが濃いということが分かりました.
【参考 JIS S 6006:2020】
硬度記号
「硬度記号6Bから9Hに至るまで硬さが増加し、9Hから6Bまでの線の濃さが増加していくことを表す区分記号。中心硬度はHBである。」
筆記濃度
HBの筆記濃度は,レコード(A)式:0.25〜0.45又はらせん(B)式:0.3〜0.5とする。 同一銘柄の芯については,硬度記号の順に従って,濃さ及び硬さに逆転があってはならない。
曲げ強さ(抜粋)
9H、8H、7H:90 MPa 以上
F、HB:60 MPa 以上
6B:20 MPa 以上
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