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by jq1ocr

大塚ローテックのトゥールビヨン

大塚ローテックというのは町工場みたいな時計工房で,元自動車系工業デザイナーという変わった経歴の片山次朗氏が独立時計師となって,これまた変わったデザインの腕時計をいくつも産み出しています.現在は大体 40 万円から 75 万円くらいの価格帯でいくつかのモデルがあります.いつも買えるわけではなくて,たまに抽選販売されるのに申し込んで買う形式になっており,実物を目にすることもないため,気にはなっているものの,衝動買いできるような価格でもないし,なかなか手が出ないでおります.

さてそんな片山さんが新しいモデルを発表されました.No. 9 です.

大塚ローテックのトゥールビヨン_d0106518_02123024.jpg

これまでのモデルは既製品の日本製ムーブメントを使って,その上に自前のユニットを載せる形で製作されていたのですが,No. 9 はムーブメントから自分で作られたそうです.いわゆるマニュファクチュールってやつですね.

面白いのはミネベアが片山さんのためにルビーのボールベアリングを開発して,それを使っていることです.

大塚ローテックのトゥールビヨン_d0106518_02123021.jpg

時計の一番上の見えるところのベアリングがルビーです.あとは世界一小さいボールベアリングも使われているそうです.

さらにはトゥールビヨンだってところもスゴいです.お値段は結構高くなるでしょうねぇ.百万じゃ無理だろうなぁ.って思ったら,なんと桁が違って 1,760 万円(税込み)ですって.いやいや,そもそもそれは買えないわ.ご本人の当モデルに関するプレゼンを見せて頂いた限りでは,見た目が格好良いからと言う理由でいろんな機能を盛り込んでいるそうですが,それに加えて性能もそれに見合ったものなのかにも興味がありますね.価格的にはもうローテックではなくて,立派な一流マニュファクチュールですからね.さすがにこれは買えないにしても,片山さんの作品には(是非手の届く範囲を)これからも期待しています.


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by jq1ocr | 2026-02-12 18:00 | 時計 | Comments(0)