SST-40
2007年 09月 03日
基本設計は同じですが,7MHz, 10MHz, 14MHz の3バンドがあり,また7MHz版は2つ(日本版もあるが)の帯域が選べます.
40m 7.032 - 7.042
40m/novice 7.105 - 7.115
30m 10.105 - 10.120
20m 14.046 - 14.064
13.8Vを供給すると2Wの出力が得られます.9Vだと最大1W.要するにQRPですが,50Wと比べても十数dBしか違わないので,アンテナさえよければ問題なく使用できるでしょう.パイルに勝とうとするのは難しいですけど,用途は旅先でのちょこっと運用なのでOK.これを入手するには二通りの方法があります.
1. Wildeness Radio から直接通販で買う.
2. 日本の正規代理店であるエレクトロデザイン社(EDC)から購入する.
それぞれに利点があります.まず1.の方法ですと,何より安価であるということ.値段は $90 に送料が $16 です.ただしこの通販ではクレジットカードが使えないので, check か (international) money order が必要です.check は小切手のことで,米国の銀行に checking account を持っている人じゃないと使えません.money order は郵便局で国際為替を買うのですが,手数料が2000円かかります.私の場合は米国の銀行に口座を持っているので,小切手で買うのが手数料もかからないので,もっとも安価に済みます.$106ですから,現在のレートで概ね12k円程度となります. 2.のEDCを使う利点は,何よりフォローがちゃんとしていること,40m版で7.010-7.020と7.000-7.010をカバーする日本版が選べることです.価格は19,300円なので,その差は\6k程度となります.checkが切れない方なら差は\4kですので,英語に不自由のある方は決して高くはないと思います.でも日本語にしてもらっても私にとってはあまり利点はないので,直に買おうかと考えていますが,日本で使える周波数に落とし込むように部品定数を一部変更しないといけません.水晶を買うとなると差はさらに縮小します.微妙なところですね.