【Triumph】ブレーキパッドが....
2007年 11月 22日
まず写真中の1のピン(キャップボルト)を両方緩めます.これには hex 5mm を使います.次いで,2のボルト(14mm)を両方外します.ゆっくりとずらしていくとキャリパが外れますので,ブレーキのホースにテンションがかからないようにパッド部を確認します.
(パッドの写真は撮りわすれたので後ほど撮ってここに入れます(*))
私のはなんと購入後2000km,総走行距離でも3000kmほどしか走ってないのにも関わらず,パッドが全く無くなっていました.ボンネビルは比較的後ブレーキを使うのですが,それでも前ブレーキのパッドはまだ数ミリあるのに,まさか後ろだけこんなことになっているとは思いませんでした.思い込みは危ないですね.早速この連休には交換しようと思います.
確認したら,キャリパを戻しますが,多分そのままだと狭くて入らないので,ピストンを戻してパッド間を広げます.専用の道具もありますが,手元になかったので今回はタイヤレバーでぐいっと戻します.あまり戻しすぎると,右サイドカバー内のリザーバからフルードがあふれ出すので気をつけましょう.キャリパを元の位置に戻し,キャップボルト(締付トルク18Nm)とボルト(40Nm)を締め戻したら,ブレーキペダルを何回か踏んでピストンを適切な位置まで前進させておきます.これを忘れて走行し出すと,踏み切ってもブレーキが利かない!という怖いことが起きます.(クルマで経験あり.苦笑 まあバイクの場合は前後が独立してるからいきなりかっとばなければ大丈夫でしょうけど)
ところで,キャリパのピン(hex 5mm)を緩めるとき,多分思いっきり堅くなっていると思います.そうなると,同じ hex wrench でも,ドライバグリップタイプ(写真の上)は使えません.(締めるときはOK)L型のロングタイプ(写真の下)じゃないと緩まないかもしれません.
これらは同じ目的ですが,2タイプあったほうが作業しやすい工具の一例ですね.(まずはL型を買って,それからよく使うサイズのグリップタイプを買うのがお勧め)
【11/22追記】(*)先程作業工程をデジカメで撮影したのですが,なんとデータが消えていました.大ショック.まあ,そんなわけで作業工程の説明写真をアップできなくなりました.残念