バンドパスフィルタを考える
2008年 06月 18日
今 6m & Down の準備を行っています.今まで X5000 一本で 144/430/1200MHz を3台同時にトリプレクサを使って運用していましたが,昨年優勝したし,メンバーに3アマも増えたので,PMA部門は卒業しようかという話になり,機材のグレードアップを検討しています.リグも 144/430MHz は両方 50W でるのを使おうということになったのですが,そうなると,X5000 の耐入力からしてぎりぎりになって連続運転に不安が残ってしまいます.だからといってアンテナをそのまま2本に分けると干渉の問題もあります.しかしシングルバンド用のアンテナを買うというのも,寄り合い所帯である我々のクラブとしては賢くありません.そこでバンドパスフィルタを検討したのですが,大仰なもの(例えば430MHzだとこんな感じ)は見つかるものの,安直な移動運用クラスのとなるとなかなか見つかりません.
そこでこんなフィルタを考えました.まあ「考えました」というほどのものでもないですが.笑
これは430MHzの例なのですが,トリプレクサで分割した空きポートにダミーロードをつける方法です.この方法だとダミーロードの耐圧はそんなに大きくなくても良いので,チップ部品で自作も可能ですし,手持ちがあればそれを使えばよいわけです.他の用途にも使えるので,つぶしもききます.端子間アイソレーションはモデルによって 55 とか 60dB 以上となっているので,その程度のフィルタにはなるでしょう.
145MHz用は 50-144-430のトリプレクサを使用します。
ちなみに、使用しないバンドにダミーをつながないでopenにしたときも考察にいれてもらえると参考になります。
大差ないように思いますが、HW?
衛星やるなら普通にBPF持っていればよいと思うんだけど,この作戦を使うというのは,やっぱり手頃なのがないってことなの?
ところでオープンにした場合は,アンテナから再放射されるので,単独運用の衛星屋には関係ないのかも知れないけど,今回考えているようなM/Mだとパターンの乱れがあるだろうね.