GR-Digital 修理断念
2008年 11月 25日
まず分解してみたのが以下の写真です.
デジカメの心臓部とも言えるレンズと CCD は同一ユニットに納められており,そのユニット(左側)から取り外したCCD(右下)と,中からぽろっと出てきたレンズの一部(ユニットの右)です.沈胴(collapse)時に,絞りより後群のレンズは光軸からずれる設計になっているようで,その駆動部に接続されているプラスチック製のアームが破損して,ぽろっと出てきてしまったようです.この部分を直すには,CCD-レンズユニットを分解しなければなりませんが,組み立て時に接着してしまっているので困難です.また仮に接着したからと言って,元の性能に戻せる精度が出せるか分かりません.
修理に出すと工賃は23100円らしいですが,これはこのユニットを丸ごと交換する部品代と工賃ということなのでしょう.
さてジャンクとなってしまった GR-Digital ですけど,GRD2 の方の操作ボタンがつやありで気に入らないので,GRD1から移植しようかと企んでいます.が,液晶が大きくなったことで,ボタンパネルが変更になっていると,ちょっとめんどうです.GRD2も開けてみなければ.