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アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

カテゴリ:宝石研磨・鉱物( 28 )

紫外線灯

宝石の鑑別にも使われるのですが,紫外線灯がうちにやってきました.ただ,ちょっと普通のとは違います.
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鑑別用紫外線灯
宝石は紫外線の波長によって蛍光作用が異なるものがあるため,この紫外線灯は長波長紫外線と,短波長紫外線の両方をスイッチ切り替えで出すことができるのです.まあこの辺の話は宝石好きでないと「ふーん」で終わってしまいそうですが.笑 ちなみに実際に紫外線でどうなるか見てみましょうか.試料はマリアライトという少々紫っぽい透明な鉱物です.一般の蛍光灯の下では....
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このように透明ですね.で,これを紫外線灯の下にもっていくと...
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オレンジ色に輝いています(もちろん色の修正はしていません).うぉ〜,おもしろいなぁ.このような蛍光作用を持つ鉱物は結構あるようです.ちなみにこの紫外線灯,230Vで動くものなので,ごらんのように変換アダプタをかましてます.多分一般家屋の単相三線で200Vが来ていれば,プラグだけ変えれば動くと思いますけどね.
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欲しい人はミネラルショーでよく見かける mincraft というスリランカの会社のブースに行くと買えるかも知れません.
by jq1ocr | 2008-09-24 01:31 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(2)

フルラインナップ

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全部使ってみましたが,普通のブリリアントにはやはりP型(左)がいいですね.ちなみに中央はC型,右は今はカタログ落ち(ディスコン?)したUT型です.

しかし素人なのにファセッタが三つもある状況はなかなかないような気がする.無線機が三台あるうちはいくらでもありますけどね.笑 あ,もちろんみんな借り物ですよ〜.笑
by jq1ocr | 2008-09-19 01:56 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

N先生に教わる

妻の宝石研磨の先生であるN先生に私も教わりに行ってきました.基本的には自分でできるつもりではあるのですが,上手にできるわけでもないので,何かコツがあるのではないかなと思っていたのです.あとは手持ちの水晶とフローライトからとるにあたって意見を聞いて,切断してもらおうと思っていました.自分だったら,こう採ろうというのがあるのですが,果たしてそれが正論なのか確かめたかったのです.

基本的には教わりに行っているので,普通に一つ研磨させてもらうことにしました.おすすめはガーネットということで,これをスタンダードブリリアントカットにすることにします.カットしているとどうしてもちょっと変になっちゃった!ということが起きます.これに愚直に対応すると,もう一度カットし直しになり,一回り小さくなってしまうのです.これを防ぐ方法を教わりました.これは非常に役に立ちます.教わりに行って良かったと思ったことの一つですね.

で,できたのがコレです.
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上手に写真に撮れないですけど,実物は結構赤くてきれいです.N先生も初めて見たという金色の鉱物(多分黄鉄鉱)のインクルージョンをメインファセットに残してみました.写真には写ってませんが.私は最初削り取ろうと思っていたので,小さくしていったのですが,N先生曰く「こういうきれいなのは残してもおもしろいんだよ」ということなので,残すことにしました.もう少し早ければもっと大きく残したんだけど.笑 カットに関しては当然 100% 満足というわけではありませんが,ちょっとした失敗をうまくリカバーする方法を教わったので,これからはその方法を活かしてみようと思います.

さて今は帰ってきて,切断してもらった水晶を研磨しています.水晶は結晶に方向性があるためだと思うのですが,円筒に削るとき側面は比較的簡単に削れるのにも関わらず,上底面はなかなか削れません(*).非常に時間がかかるので,こんな手抜きを....
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みえにくいですが,ファセッターをテープで固定し,クランプ上部にコンビネーションレンチを引っかけて加重してます.こうすると手を放しても大丈夫なわけです.しかし,これで三十分くらいやってるのですが,まだ削りきれません.今こうしてこれを書いている間も削り続けています.このままだとテーブル部にいらないインクルージョンが残ってしまうので,あと数ミリ削りたいんですけどね〜.ダイヤモンドより硬いラップないかなぁ.笑

【今日の教訓】研磨はノウハウのかたまり
いや,確かにデータ通りに研磨していけば形にはなるんですよ.でも失敗を如何に少なくするかはノウハウなんですね.あとは数やるしかないらしい.笑

(*)正確に言うと,結晶の柱面(m面)に平行には研磨しやすいが,この面に垂直には研磨しにくいという意味.
by jq1ocr | 2008-08-13 13:45 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

【memo】Standard Brilliant

crown 1/3 depth
girdle [45deg] 2-6-10-14-18-22-26-30-34-38-42-46-50-54-58-62
main [41deg] 64-8-16-24-32-40-48-56
star [26deg] 4-12-20-28-36-44-52-60
pavilion 2/3 depth
girdle [45deg] 2-6-10-14-18-22-26-30-34-38-42-46-50-54-58-62
main [43deg] 64-8-16-24-32-40-48-56
(angles recommended for quartz)
by jq1ocr | 2008-07-26 10:10 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

ぎゃぁ〜

研磨していると,よくこんな声が聞こえます.苦笑 失敗する度に小さくなっていく石に悲しさを覚えながらも,輝きを持たせるためには仕方ないことなのです.

ちなみに今回の失敗はこれ.
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写真ではわかりにくいともいますが,赤く丸をした部分が欠けています.これはドップスティックから石を外そうとしたときに,欠けてしまった部分なのです.パビリオン側も下手なりにできあがって,完成だ!というときにこの事故.初めてのブリリアントカットが.....

まあこういう失敗を重ねあげて,いつか納得できるカットができる日を夢見つつ,また石を粉にしていくのでした.

そうそう,宝石の研磨って見たことがない人が多いと思うので,使用前使用後を....
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左が研磨前の原石です.これは fluorite (CaF2,蛍石)という石で,もともとの結晶が八面体なんですね.ここからクラックのある部分などを避けつつ,作りたい形が最大になるように削っていくのです.削っているうちに,ここは削り取らないといけないとかいう部分が出てきたり,もちろん角度の取り方を失敗していくうちにどんどん小さくなってしまうので,原石の大きさと比べると,研磨後は右のようになってしまうわけです.上手な人だともうちょっと大きく取れるはずですが,基本的には予想以上に小さくなってしまうものです.

ですので,何気なく見ている宝石たちも,もともとはかなり大きな原石だったはずで,自分が研磨するようになってからは,モノの見方が変わって来ました.特に原石を見るときは,鉱物マニアだと「母岩にこんな風についているなんて格好いい!」とか「このインクルージョンがおもしろい!」なんて見るところが,研磨する人だと「どうやってとろう(良いカットを最大化する角度を考える)かな」なんて見るようになるんです.

さて,citrine(シトリン,黄水晶)をもらったから,次はこれをカットしようかな〜.
by jq1ocr | 2008-07-21 23:10 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)
へたくそなのですが,どんな風にカットされたのか結果を載せておきます.見る人が見れば「うわっ,なんじゃこりゃ」でしょうけど,これが初作品なので,その辺は暖かい目で見てやってください.笑
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dop stick についたままだし,研磨した石粉がついているので,見にくいとは思いますが,よーく見ると上面部と下面部の接合部が微妙にずれています.

最初の課題であった,dop stick にとれないようにつけるという点については,stick がアルミなのは真鍮より使いにくいという問題点とともに,なんとかコツをつかんで,取れないようにつけられるようになったのですが,上面を研磨した後,dop stick を逆につける時の精度と,ファセッターにセットするときの角度の初期調整の精度が,今の課題となっています.

私の志向として「道具に頼る」というのがありまして(笑),まずは dop stick の付け替えに使う,transfer block をいいのを探してきて買ってくるか,自作しようというモードに突入です.そして faceter のアライメント調整を簡単にする方法が思いついたら,できたも同然かなと.もちろん研磨ファンはこの辺のことは修行により(?)解決しているわけだし,そもそも cut の仕方は石によって違うわけで,これこそ深遠なるディープな世界なのですが,この辺を追求する前に,上記の二つのことができるようになったら興味がなくなる気がする.苦笑 それとも新たな cut の開発に目覚めるのだろうか?乞うご期待.笑
by jq1ocr | 2008-07-14 08:26 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)

研磨初体験

生まれて初めて宝石を研磨するにあたり,どんな石がいいのかなぁとは思いましたが,手元にあるのが Chrysoberyl (クリソベリル)でしたので,がんがん削っておりました.しかし,研磨中三回も石をとばしてしまい,嫌になってしまいました.ドップスティックから外れてしまうと,もう二度と同じ位置には戻せないため,再接着するたびに仕上がりが小さくなっていくのです.

頭を冷やして,またあとでやろうと思っていたところ,妻の研磨の師匠である N 先生が「まずは Fluorite を正八面体にすることから始めてみては?」と言ってたよ,ということなので,そうすることにしました.なんと Chrysoberyl は硬度 8.5 とかなり硬く,ダイヤモンド(みなさんご存じ,硬度10)や corundum(ルビーやサファイヤ,硬度9)に次いで硬いとのこと.要するにかなり難しいわけです.最初にやる石ではないということですね.その点 Fluorite なら,硬度4ですから,結構柔らかいし安価,でもきれいなので最初にやるにはよさそうです.

例えばブリリアントカットみたいに有名なものだと,カットするときの角度は決まっていて表にもなっているのですが,宝石を正八面体にカットすることはないらしく,資料に設定が載ってなくて,角度が分かりません.
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正八面体
面は正三角形で構成されているので,その角は60°なのは自明ですが,となりの面にあわせて上が絞られるので,ファセッタにセットするときの角度は60°ではないのです.仕方ないので紙と鉛筆で計算です....うーん,手では無理だ.で,電卓を取り出して....70.53°となりました.ということはファセッターをセットする角度は.... 90-(70.53/2)=54.74°です.

早速研磨してみました.さすが柔らかいのでガシガシ削れます.おぉ,これはうまくいきそうだ....と思った瞬間,ファセッタが飛んで研磨機のカバーに衝突,石がドップスティックからはじき飛ばされてしまいました.

がーーん

仕方ないので,また角度がずれるのを承知でたっぷりめのワックスでスティックに接着します.で,ワックスごと再研磨していきましたが...やっぱりだいぶ小さくなってしまいました.ごめんね〜>蛍石

奥の深い宝石研磨の道.その入り口で早速困難にぶち当たってしまったのでした.で,今の課題は....「ドップスティックから外れないように研磨する」ですが,そもそも根気がいるので,「根気を養う」が最重要課題なのかも知れません.

うーん,修行だなぁ.苦笑
by jq1ocr | 2008-07-13 16:43 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)
に書いたのですが,下のようなものがやってくるといっていた結果です.
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じゃーん
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報告が遅れましたが,ちゃんときてますよ.で,これは何をする機械なのかと言いますと....

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1:原石を
2:ドップ(真鍮の棒)にワックスで取り付け
3:こんな風に研磨する

機械なのです.要するに宝石研磨機ですね.ファセターという宝石を保持する部分が精巧な機械でして,角度を調整して研磨ディスクに接触させるようになっています.ここの作りがメカメカしくて萌え〜となる人は少なくないような.笑 どんな感じかというと,全景はこんなの.
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で,角度をつけるファセターの要といえる部分がこんな感じ.
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研磨には水を使うので,さびにくい素材が使われているようです.研磨機は自分で買ったものの,このファセターは実は借り物なんです.妻の趣味なんですが,自分もはまりかけているので,自分のが欲しくなりました.笑 見て分かるとおりとても高いものなので,いつ買うかなぁ〜.
by jq1ocr | 2008-07-12 08:44 | 宝石研磨・鉱物 | Comments(0)