アマチュア無線や電子工作,バイクの話などを徒然なるままに書き散らすメモ程度のblogです.


by jq1ocr

カテゴリ:マイコン・電子工作( 312 )

モールスラーニングは 3 V で動作するようになっており,通常の室内で使用するには十分な音量のはずですが,もしそれ以上に音量を上げたい場合は電源電圧を上げることで対応できます.

ただし,最大電圧は AVR の絶対定格である 6 V を超えてはなりません.ここでは仮に電池ケースを交換して乾電池3本(4.5V)にしたとしましょう.その際に変更を検討しなければならないのは,LED の電流を制限するための抵抗です.

使用されているドットマトリクスディスプレイは PARA Light 製の C-2570SR です.Dot あたりの連続最大電流は 20mA となっています.VF は 1.8V typ なので,電源を 4.5V にした場合,IF は 18mA ですので,抵抗を 150Ωのままにしていても LED の絶対定格を超えることはありません.

しかしドットマトリクスディスプレイは一度に最大7つの LED が点灯します.すなわち AVR から取り出すソース電流は LED 部分だけで最大 126mA が流れうるということです.最大定格は 150mA なので破損はしないと思いますが,余裕がないですし,電池の持ちも悪くなります.

もともとの設計では LED には 10mA 弱(実際は8mA)流すように抵抗が選ばれていました.従って,ここでも 10mA と仮定すると,電源が 4.5V の場合は 270Ω となります.ちなみにもともとの設計と同じ電流(=明るさ)になるのは 330Ωくらいです.

あまり需要があるようには思いませんが,仮に 5V 電源を使用するのであれば,この抵抗は 390 〜 470Ωくらいでもよいかと思います.

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by jq1ocr | 2018-08-21 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
モールスラーニングは A1 CLUB が頒布するモールス受信練習機のキットです.直近では今週末のハムフェアにおいて販売される予定になっています.一足お先にβ版を使って組み立ててみましょう.中にはこのような部品が入っていますね.
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電池ケースの中にかなり部品が入っているので気をつけましょう.上の写真で説明しますと,順に

1. AVR マイコン
2. ICソケット
3. イヤホンジャック
4. タクトスイッチ 3個
5. ドットマトリクス表示器
6. 半固定抵抗(イヤホン音量調整用)
7. スイッチ付き電池ケース(単三電池は別途2本用意)
8. 専用基板
9. 積層セラミックコンデンサ
10. 抵抗150Ω 7本
11. 抵抗10kΩ 1本
12. 圧電ブザー

となっています.基本的には背の低い順に基板に半田付けするのが基本です.これは背の高いものを先につけると,低いものが基板を裏返したときに脱落するなどしてつけにくくなるという理由です.ここではまず IC ソケットからやってみましょう.
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向きに気をつけてください.端の一個だけ半田付けしてみて,ちゃんと水平が出ているか確認しましょう.複数付けてから斜めってることに気づいても直すのが大変だからです.ソケットの後は積層セラミックコンデンサをつけてみましょうか.これは極性はありません.差し込んでから落ちないように足を広げるといいですね.
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で,半田付け.
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余ったリードは切り取ります.
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OKですね.
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部品面にはちゃんとコンデンサがついてますね.
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次はドットマトリクス表示器にしてみましょうか.これには向きがあります.側面に文字が見えているほうの左側が1番ピンです.
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これも最初に端の一カ所だけ半田付けしてみて,部品が平行についたかを確認します.
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斜めになっていたら,部品を押さえながら半田を溶かすなどしてまっすぐにします.まっすぐだったら全ピン半田付けして,余分なリードは切り取ります.次は150Ω(R1-R7)の抵抗にいきましょう.カラーコードは茶緑茶金で7本あります.一本しか入ってない RL(10kΩ) は混同しないようによけておきましょう.スペース的に立ててつけることになるので,下のようにリードを折り曲げます.極性はありませんが,金帯(誤差を示す)が下になるよう揃えておくとあとで見やすいです.
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それを R1 から R7 までの7本差し込みます.
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裏側は足を広げて落ちないようにしましょう.
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で,半田付けして,余分なリードを切り取ります.
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RL 10kΩ(茶黒橙金)は前の抵抗とは直角に入ります.
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半固定抵抗は真ん中の足が遠い方の穴に入ると思います.
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要するにこの三カ所を半田付けですね.
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ブザー(極性なし)やイヤホンジャックも所定の位置に取り付けます.タクトスイッチは三個このような向きで付きます.
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あとは電池ケースからの赤黒ケーブルを半田付けして作業終了.
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こんな感じに半田付けされていると思います.
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最後にマイコンをソケットにつけます.方向を間違わないように.この向きだと右に切り欠きが来ます.
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別途用意した電池を入れて,スイッチを入れます.真ん中の SET ボタンを押すとランダムにモールスコードが聞こえてきて,次にアルファベットが表示されるはずです.
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これで組み立て終了です.

使い方に関しては SET を押しながら電源を入れると設定モードに入り,up/down で選択,SET で決定.その後もう一度 SET を押すと動作開始となります.動作中には1文字送出するごとに速度調整が入ります.このときに up/down を押していると速度が変わります.微調整なので自分の好きな速度に出来ますが,大幅に変更したいときは SET と同時に up/down を押してください.

なお設定モードに入らずにそのまま SET を押すと,前回使用したときの設定で動作を開始します.

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by jq1ocr | 2018-08-20 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)

Morse Learning β

最終版ではないのですが,とりあえずこんな感じになる予定です.
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クラブ的には今回は記念価格で出したいとのことですが,完全持ち出しになっちゃうような.いいのかな??

ちなみにイヤホンで聴けるので,寝しなに使ったりするのもいいかも?これでモールスができる人が増えるといいなぁという気持ちで作っています.私も対象ですが.笑

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by jq1ocr | 2018-07-30 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
仕事で Arduino を使うことになったので,自分でも練習しなくてはと思い,秋月でこんなのを買ってみました.
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超音波距離センサ HC-SR04 です.これの何がよいかというと SIP で I/O が出ていることです.ブレッドボードすら使わず,こんな風にできますからね.
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後ろから見るとこんな感じ
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接続はこうなっています.
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HC-SR04 : Arduino
Gnd : GND
Echo : D13
Trig : D12
Vcc : D11
要するにD11ピンをセンサの電源にするわけです.

スケッチはこんな感じ
void setup() {
Serial.begin(9600);
pinMode(11, OUTPUT); //VCC
pinMode(12, OUTPUT); //Trig
pinMode(13, INPUT); //Echo
digitalWrite(11, HIGH); //power on
delay(1);
}

void loop() {
int duration;
float distance;
digitalWrite(12, HIGH); //trigger on
delayMicroseconds(11); //wait 11us cuz of sensor spec
digitalWrite(12, LOW); //trigger off
duration = pulseIn(13, HIGH); //get pulse width (us)
if (duration > 0) {
distance = (float)duration * 0.0174703;
// roundtrip duration[us]*349.41[m/s]@30 deg Celsius /2
Serial.print(distance);
Serial.println(" cm");
}
delay(500); //wait 500ms
}

シリアルでモニタするとこんな風に出てきます.
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普段から AVR は使いますが,Arduino は使わないので,多くの関数は自分で組みます.しかしこのくらいのことなら Arduino の方が格段に簡単にかけますね.たとえば距離は Echo 端子に出てくる信号の High になっている時間幅から得られるのですが,Arduino だと pulseIn なんていう関数が用意されてて,一行でかけちゃうわけです.

もちろん小回りはきかないので,AVR でやることがなんでも Arduino で済ませられるとは思いませんが,要は使い方ですね.車でいえば,今まで MT しか乗ってなかったけど,AT も乗るようになった感じでしょうか.笑

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by jq1ocr | 2018-07-25 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)

NJM2594V DIP化で安くなる?

というわけで,NJM2594V SIP化基板(200円)でいこうと思ったのですが,変換基板が50円相当になるので,もうちょっと安く済ませられないかなぁと考えたわけですね.で,DIP 化だったらどうなの?と.すると,こんなのがあります.
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これなら9個で100円ですから,1枚は11円相当になります.ピッチは 0.65mm であってるけど,果たして乗るのだろうか?

秋月の写真をスケールを合わせて載せてみましょう.笑
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あら,ちょっと無理そうですね.チップの方の幅がありすぎて,ランドからはみ出てそうですし,変換基板の穴ランドに接触しそうです.チップの足を曲げて猫脚テーブルにすれば載るかもしれないけど,ちょっとなぁ.

この変換基板,チップの縦横を変えたら,こんなギリギリにならないし,もう少しランドも長くできて広いサイズに対応できたんじゃない?とか思わなくもないですが,ないものは仕方ないですからね.とりあえず秋月で変換するなら前述の SIP 化基板が現時点ではベストってオチですかね.

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by jq1ocr | 2018-07-03 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
こんなのが出てました.
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NJM2594V を SIP 化する基板で uPC1037HA とピン互換だそうです.価格は200円.

実は NJM2594V を使って実験をしようとしていたのですが,SSOP8 なので,ちょっと面倒だったのですよね.
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そこで SSOP8 変換基板を考えてました.ブレッドボードするなら SIP にできるこれかなと.
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ただこれってコンデンサがつけられるようになっていて,NJM2594 にはどうなのかなと.見てみましょう.
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変換基板は4番と8番の間にCのパターンが用意されていますが,なんと NJM2594 では8番が NC になってます.笑 無駄だなぁと.値段は NJM2594V が150円で,変換基板が30円.

でも今回の新製品って200円ですが,これって変換基板に NJM2594V が載った状態の価格なんですよね.uPC1037HA とピン互換である必要はないのですが,7ピンでスリムになってるし,SSOP を手半田する必要もないし,こっち買っちゃった方が正解じゃないかと思ったのでありました.

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by jq1ocr | 2018-07-02 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)

SONYduino?

SONY が今月末にこんなマイコンボードを発売するようです.
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SPRESENSE という名前らしい.ぱっと見 Arduino かと思っちゃいました.笑 上に乗っている小さいほうがメインボードで,下の大きな Arduino みたいなのが拡張ボードだそうです.価格はそれぞれ 5500円,3500円.

メインボードは ARM Cortex-M4F をなんと6個も搭載.GPS も載っているらしい.拡張ボードではハイレゾ録音,再生ができて本格的なオーディオ用途に使用できるとのこと.

Sony は用途として例えば,GPS を生かしてドローンの制御や,オーディオを使ってスマートスピーカなどを考えているそうです.ちなみに開発環境は Arduino IDE も使えるのですって.私はこういう半製品を SONY が出すってところが面白いなと思いました.買うかどうかはわからないけど,どんな風に楽しいことができるのか期待はしています.

ちなみにSONY タイマーは何ビットですかね.笑 156 MHz として,保証期間が1年なら 4.9×1015 クロック.すると,53 ビットもあれば足りるってことか.あれれ?全然実装できちゃうぞ.笑 なーんて冗談はさておき,興味がおありでしたら,専用ページはこちらです.

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by jq1ocr | 2018-07-01 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
一応は完成したものの,やはり何らかのケースに入れないと使いにくいです.で,家にあった板で箱を作ってみることにしました.といっても,見つけた木材は,60mm幅 × 600mm長 × 10mm厚 の細長い板1枚です.フロントパネルは 17cm 角ですから,これを単純に切断するだけだと四辺は覆えません.
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四辺覆うには 17cm 長が2枚,15cm 長も2枚あればよいですが,3辺分しか取れませんでした.まあ仕方ない.で,半端な板が1枚残りました.

で,こんな風にコの字に接着します.
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乾いたら,ネジの下穴をあけておきます.
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電池ケースは内壁にネジ留め.
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スピーカーは適当に曲げて着くようにしました.
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背面はこんな感じです.
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残った半端板をスピーカーのところをよけて張るのも良さそうですね.まああとで考えます.結局こんな感じになりました.
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これで一応完成と言うことにしたいと思います.

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by jq1ocr | 2018-06-17 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
パネル裏と基板の結線です.これも面倒ですが,一つづつやっていくしかないです.ここで前回紹介したストリッパが大活躍.だいぶ楽になりました.
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ここでパネル図に書いてないのがパネルの LED の極性.回路図を見ますと,X23 につながる方がアノードで,R49(1MΩ,LFO1 Rate)につながる方がカソードでした.

あと,キットに付属のスピーカ(秋月 P-03285) には #110 端子からリードが出ていてコネクタがついているのですが,ピッチが 2mm みたいなんですよね.基板には 0.1" 間隔の穴が開いてるのですが普通のピンヘッダではスピーカにつながりません.そこでここには細ピンヘッダをつけました.これだとどうにかスピーカにつながります.
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これで一応形になりました.
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あ,IC がまだ乗ってないや.でもさすだけだから,とりあえずこれで組み立ては終了...と思ったけど,これでは保持性がいまいちなので,何らかの箱にしつらえる必要がありそうですね.これが一番大変だったりして?笑

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by jq1ocr | 2018-06-05 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)
今度はパネルへの部品のマウントです.これは種類が少ないのですぐですね.あえていえば,パネルにボリューム本体の回転止めツメが入る逃げが無いので,ツメは折り取らないといけないというところくらいですかね.
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ボリューム用には対面幅 10mm のレンチが対応します.周辺は大丈夫ですが,真ん中の方だと普通のメガネだと干渉するので,軸まで入るようにディープのソケットがあると便利です.スイッチは 8mm だったかな.小さなプッシュスイッチは 7mm,出力のジャックは 12mm ですが,これらは外縁なのでメガネやオープンエンドでも大丈夫.

あとは電線が結構多いのが面倒ですね.これをむくのにストリッパーがあると便利でしょう.挟んで線を引っ張るタイプもありますが,うちのは握るだけでむけちゃうやつを使ってます.
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Knipex のマルチストリップ.何も考えないで使えて超便利.笑 下のオレンジのは基板上の抵抗の足を折る幅をきちっと合わせられるベンダーです.これも便利ですね.

ラジペンなど少ない工具でいろんな作業をやるのは玄人っぽくて格好いいように見えますが,実は今はプロほどこういう専用ツールを使うのが当たり前な時代.品質管理的にも技術で差が出てしまうような工程は出来るだけ排除すべきなのですね.ましてや私たちのような素人なら,道具に頼った方がキレイに便利に作れます.

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by jq1ocr | 2018-05-29 21:30 | マイコン・電子工作 | Comments(0)