実家の釣具部屋でナノヤマメを発掘,父は海釣りメインで使わないし,形にピンときてもらってきました.
キスリベロと比べてみましょう.
左がキスリベロ5号,右がナノヤマメ3号です.懐のカーブが若干違いますが,結構似てますよね.ナノヤマメは写真では結構太く見えますが,線径はナノヤマメが 0.35mm なのに対し,キスリベロは 0.33mm なので,そこまでの差ではありません.
使い勝手の違いは,返しに現れそうです.というのも,ナノヤマメは半スレなのです.まずキスリベロの針先はこんな感じです.
それに対し,ナノヤマメはこんな感じ.
返しが深いと,顎の硬い部分に掛かったとき,鈎から外すのに手間取るので,手返しに影響があります.ここはナノヤマメのほうが良さそうです.
あと糸を結んで気付いた点があります.それは鈎を扱うときに何故かナノヤマメは指に刺さりやすかったのです.まあ,指に刺さるから魚にも刺さりやすいかは別かも知れませんけど,なんとなく釣れそうな気がしますよね.笑
ただ残念なことに,ナノヤマメはこの3号が最小です.対してここで比較したキスリベロ5号は,この下に4号があります.今はまだ持っていませんが,いずれ入手したいと思っています.
返しはプライヤで小さくすることが出来るので,試してみたいと思います.